2025/08/24 例会山行 坊主岳

[カテゴリー] 例会山行
[山 名] 長野県塩尻市 坊主岳(標高 1961m)
[報 告]

8月に入り、連日最高気温が体温を超える日が続く中、坊主岳へ向かいました。

登山口へ向かう途中、国道19号から権兵衛トンネルへ入る交差点にあるセブンイレブンで、トイレ休憩と買い物を済ませました。登山口には駐車場がないため、登山口直下のあぜ道に車を停めました。


岐阜とは違い、湿度はあるものの、気温は少し涼しく感じられました。笹薮対策を入念に行い、Hさんを先頭に出発。最初は樹林帯の中、七曲りの急坂を登ります。風はなく、展望もない道でしたが、足元は岩や段差が少なく歩きやすい道でした。

暑さと湿度の影響で、体中から汗が吹き出し、体のだるさを感じました。20分に一度のペースで小休憩を取りながら水分補給をこまめに行います。標高1400m地点に達すると、勾配が緩やかになりました。この辺りから笹薮の中の道となり、標高1600m地点では背丈1mほどの笹が顔に当たるようになりました。笹は特に朝露で濡れていませんでした。


1700mの看板を過ぎたあたりから再び傾斜がきつくなり、笹で足元が見えずらく、足の裏の疲労もかなり蓄積してきました。しかし、リーダーの予言通り、登り始めて3時間ほどで青空が見え、稜線に到着。快晴ではありませんでしたが、360度の視界が広がり、メンバー全員に達成感が広がりました。山頂には、御嶽信仰の開祖の一人である普寛行者(ふかんぎょうじゃ)の弟子、一心霊神の碑と祠があり、この山が信仰の対象であったことがうかがえます。


山頂で昼食をとり、記念撮影をしてから下山を開始。登山口に戻った時には、全員汗でびしょびしょでした。帰りはリーダーが事前に営業を確認してくれていた天神温泉 清雲荘に立ち寄り、汗を流してさっぱりしました。夏の低山を歩いた後の温泉は格別でした。

YAMAPのコース定数では19と「普通」でしたが、体感としては25ぐらいに感じられました。夏の暑さで体力が落ちているのかもしれません。みんなで「良いトレーニングになったね」と話しながら帰路につきました。

この時期に単独で登るには辛い山ですが、仲間のおかげで登頂することができました。ありがとうございました。

[日 時] 令和 7 年 8 月 24 日(日)
[登 山 口] 奈良井ダム登山口
[参 加 者] 10名
[コースタイム]
奈良井ダム登山口 8:40―坊主岳山頂 11:30~12:00―奈良井ダム登山口 13:30
[ヒヤリハット] なし

2025年08月24日