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2023/03/04-05 上州遠征二日目 上州武尊山

参加 12名

S川場スキー場ゲレンデトップ09:04 - 09:30剣ヶ峰山09:41 - 10:49武尊山11:33 - 12:28剣ヶ峰山12:35 - 12:53川場スキー場ゲレンデトップG

 

前日の谷川に続いての上州遠征第二日目。東京チームは初日の谷川岳のみだったので、宿泊・武尊山は岐阜支部メンバーのみ。宿泊は、国立赤城青少年の家のゲストハウスを貸し切り、食事お風呂込で2650円。離れなので宴会も楽しめた。

昨日とは打って変わった約束された晴天の日。朝一番でリフトに乗り込み武尊山を目指す。剣ヶ峰の登下降はなれていないと怖いところだろうが、雪慣れた我々には全く問題なしだった。

武尊山は登りやすく展望も良いため、大人気の山だ。ロープウェイを降りてひと登りで稜線散歩に変わるため、左右に景色を楽しみながら山頂までの散歩を楽しめる。私達が日頃見る山々とことなるため、山座同定は難しいが、山頂から見る真っ白な新潟の山々には新鮮な感動を覚えた。山頂から5分ほどでヤマトタケル様の像があり、東征の足跡を確かめることができた。

防風の谷川と晴天の武尊山、対照的で楽しかった。今年度の遠征の締めくくりに相応しい山行だった。

 

 

 





2023年03月05日

2023/03/04-05 上州遠征一日目 谷川岳 岐阜支部と東京WV部との合同山行第二弾

参加 17名: 岐阜13名 東京4名

S天神平09:46 - 10:11天神平・天神峠分岐点 - 10:42熊穴沢避難小屋10:43 - 11:13天狗の留まり場11:17 - 11:34天神ザンゲ岩11:47 - 11:59谷川岳・肩の小屋12:26 - 12:27トマノ耳12:42 - 12:44谷川岳・肩の小屋12:49 - 12:58天神ザンゲ岩13:06 - 13:18天狗の留まり場13:20 - 13:36熊穴沢避難小屋13:48 - 14:05天神平・天神峠分岐点14:06 - 14:30天神平14:31 - 14:31ゴール地点G

岐阜支部と東京WV部山行の第二回目。百名山遠征で、3月4日-5日で群馬・新潟の県境の山に向かった。

楽しみにしていた谷川岳であったが、天気予報は不穏、山頂には鈍色の雲が常にかかっている。しかし、天気が悪い中でも登るのも良いトレーニングになろう。
熊穴沢避難小屋までは晴れ間も見えるそこそこのお天気だったが、そこから先は吹雪となった。肩の小屋に到着したときには完全に吹雪でホワイトアウトであったが、山頂までに危険な箇所がないため、トマの耳まで往復した。

帰りの視界は殆どなく、2mを切るときもあったが、GPSやザイルを駆使して全員無事下山した。暴風雪の中の山行のため、良い経験になったがお天気の谷川岳を期待していたので残念だった。ただ、この山行は私達の心の中に残り続ける良いチャレンジだったと思う。

ホワイトアウトと吹雪の中一歩間違えれば遭難の危険もあったが、以下の判断で山頂まで向かった。
1)尾根が広く滑落箇所がないこと。
2)暴風雪登山経験者が豊富で、GPSやザイルなどの使い方を熟知していた。

 

 





2023年03月04日

2023/02/12 蓼科山 岐阜支部&東京WV部との合同山行

参加 19名: 岐阜15名 東京4名

S女ノ神茶屋・蓼科山登山口10:10 - 11:22標高2110m標識11:27 - 11:38幸徳平 - 13:14蓼科山 - 13:17蓼科山頂ヒュッテ - 13:26蓼科山13:28 - 13:29蓼科神社奥宮13:35 - 13:36蓼科山 - 14:02蓼科山頂ヒュッテ14:03 - 14:04蓼科山 - 14:56幸徳平14:57 - 15:07標高2110m標識15:15 - 15:57女ノ神茶屋・蓼科山登山口G

日本山岳会岐阜支部と東京WV部の初めての合同企画で蓼科山へ。岐阜支部の百名山企画に東京チームがジョイントする形とした。日本山岳会 岐阜支部にも20代の若者が3名も増えたため、今後の若手の横のつながりを促進するため支部を超えての活動を行うことを目的とした。

同時に、初めてアイゼンを付けての山行のメンバーもいたため、雪山の訓練も兼ねた。東京のメンバーも雪なれていないため、良い実践訓練になったと思う。

お天気は残念ながら、森林限界より上は暴風とガスであった。風が強く山頂はずっと雲がかかっている状況であった。それでも全員で上がった山頂では気分が高揚する。ときおり見せる晴れ間に歓声を上げながら山頂でゆっくりとした時間を楽しんだ。

寒風の吹きすさぶ山頂で皆で熱く記念撮影をし、これまた熱いお風呂に入って帰路に着いた。東京の方々との登山は初めてであったが、うまく連携も取れて良かったと思う。日本山岳会の魅力は全国に支部があることであり。登山者の層と幅が広いことだ。これからも良い仲間とのつながりを通して、素敵な山登りができればと思っている。

 

 





2023年02月12日

2023-01-22 百名山 & トレーニング 伊吹山

S伊吹登山口バス停 06:04-08:20伊吹山五合目08:30-08:46伊吹山六合目避難小屋08:54-10:54日本武尊像(伊吹山)11:35-11:55びわこ展望台-11:57山頂周回道分岐・合流点12:08-12:56伊吹山六合目避難小屋13:17-13:27伊吹山五合目-15:10ゴール地点G

雪山のトレーニングと百名山登山を絡めて伊吹山へ。伊吹山は私達のホームグラウンドの山なので、いつも登っているのだが、トレーニングも兼ねて登るのも又よし。

今回は新人も入ってきたので、アイゼンとピッケルの基本的な使い方を教えた。アイゼンでの登下降とその際の注意、ピッケルの機能と使い方、などなど。道具は正しく使えないと何の役にもたたないので、基礎からしっかり学んでもらった。

今年の伊吹は雪が少なく、中途半端な雪山だったが、こういうときもある。山行中はガスに巻かれていたが、山頂で一瞬の晴れ間に歓喜した。

なにかあった際には大事故につながる雪山登山なので、きちんと基本を学ぶ必要がある。そのようなトレーニングは一年に一回はやらなければならないな。

 





2023年01月22日

2023/01/18 蓼科山 雪山初心者訓練

山名: 蓼科山

Sすずらん峠園地駐車場 09:02-09:06女ノ神茶屋・蓼科山登山口-10:30標高2110m標識10:35-10:47幸徳平-12:03蓼科山13:03-14:05幸徳平14:06-14:14標高2110m標識-15:06すずらん峠園地駐車場-15:07ゴール地点G

平日ですが、会のお仲間と新人のお休みが重なったので、雪山初心者訓練へ。

八ヶ岳蓼科山。この日はお天気もよく、森林限界を超えたあとの景色は新人に取って素晴らしい経験になっただろうと思う。

蓼科山は初心者向きなので危険箇所がない。日差し暖かくや風も穏やかで、小春日和のような山行でした。

山頂からの景色は素晴らしいの一言。もったいないのでしばらく山頂で佇んで下山しました。2月の企画の下見にもなり、有意義な山行となりました。

 

 



2023年01月18日

2023/01/15 登りたくない山シリーズ

1 月例会山行( 登りたくない山シリーズ)

養老山脈北部

美 濃国分寺 駐車場 8 : 0 0 - 沢 田バス停 8 : 3 0 - 二度目林 道合流点 1 0 : 0 0 - 点名沢田村 10 : 45 - 林道から取り付き点 11 : 25 - 点名・ 奥山 12 : 05 ~ 12 : 35 - 奥山取り 付き点 1 3 : 0 5 - 二 度目林道合 流点 1 3 : 5 0 - 沢 田バス停 1 4 : 4 5 - 美濃国分寺駐車場 15 : 10

養老山脈の北端、 沢田のバス停に車を停め、 沢沿いの林道に入る。 林道が沢を渡る手前で左手の杉林に入り屋根の末端に取り付く。 尾根筋は一部急な個所もあるが、 昔の道がしっかり残っており藪もなく歩きやすい。 一度林道に出会うがやり過ごし、 二度目に出会った所から林道を辿る。 林道が点名・ 沢田村の山腹をトラバースする手前で左の林に入り、 そのまま高みを目指すと点名・ 沢田村の三角点。


その先戻ると地形が分かりにくいと思い、 そのまま西に向かうと林道に出会う。 林道を稜線との合流点まで辿り、 そこから尾根に取り付き急斜面を直登する。 藪はないが尾根は広く道らしきものは見当たらない。 所々に古い赤布がついているが、 下りが心配だ。 登り切ったピークから左に向かうと少しの距離で点名・ 奥山の三角点。 そこで食事とする。

下りはやはりピークからの下りでルートを見失い、 下りた所は取り付き点から 20 m ほど右だった。 その先林道でなく稜線を辿るが、 再び林道に出会った所は点名・ 沢田村の取り付き点からやはり 20 m ほど右だった。 その先は登りに通った尾根筋を辿らず、 そのまま長い林道を下る。


なお、 季節的にワカンや軽アイゼンの持参は指示したが、 予想通り雪は日陰に少し残っている程度で全く必要なかった。 昨年のボンテンとは大きな違いだった。

 


2023年01月15日

2023/01/14 新春懇談会

新年あけましておめでとうございます。

1月14に岐阜支部の新春懇談会が行われました。

日本山岳会 岐阜支部も近年、新入会員の増加と若返りが進み、会合に出てくるメンバーの顔ぶれもずいぶんと変わりました。会が活性化していてとても良いことだと思います。

懇談会は、山の話あり、歌あり、山の達人たちのお話ありと本当に楽しいひとときでした。

今年一年、皆にとって良い年になると確信いたしました。

本年もぜひともよろしくお願いいたします。

 

 

 

2023年01月14日

2023/01/03 新人雪山研修 南沢山

新年あけましておめでとうございます。

今年の元旦はこの日が初登り。
さて、日本山岳会 岐阜支部の新人雪山ことはじめ会を兼ねる今日の山行、最初の印象はピカピカのお天気の素敵雪山でなければならない。
ということで、昨晩から天気図とにらめっこをして南沢山-横川山の縦走に決定した。
お天気よし、景観よし、行程よしの3拍子。新年一発目から良い感じだ。
新人が雪山を登るようになってくれれば嬉しいです。
おまけに、いい年になるような予感がした一日でした。

 

2023年01月03日

2022/12/03-04 丹沢山と日本山岳会 晩餐会

土曜日は日本山岳会の晩餐会に参加。13時から講演会が始まり、ヒマラヤ登山の報告や秩父宮賞受賞の報告(岐阜支部の会員が受賞)等があり、17:30から晩餐会が始まりました。コロナに配慮して透明な板がおいてあり、黙食とのことでしたが最後は会員同士の交流会となりました。だってそれが楽しいんだもの。
会長・副会長・萩原さん、50周年記念式典に参加してくださった方々と再会でき、会長たちと気軽に話せるようになったのも50周年でお会いした賜物。同じテーブルの方々もよくよく話を聞いていると若いころはヒマラヤや海外の山にたくさん登っていた方ばかりで話を聞くのが楽しかったです。晩餐会、楽しかったなぁ。
天皇陛下がいらっしゃらなかったのが残念でしたが・・・



翌日は、岐阜から車でやってきたメンバーと東京在住の塩ちゃんと合流して8人で丹沢山へ。私、先頭。スタートが遅めなので少し早めに歩いたけれどみんなちゃんとついてきてくれたので、全員で山頂を踏めるよう、なおかつヘッデン下山にならないペースで登りました。20代若者チームは早いので先に行ってもらいました。大倉尾根はバカ尾根と言われているようですが、確かに階段地獄でした💦が登りが延々と続くかと思っていたら平らな道もあったりして、バカ尾根呼ばわりはかわいそう笑。
紅葉と富士山が綺麗で、山小屋がいっぱいあってトイレと補給の心配もなく、登山道もとても整備されて塔ノ岳まで順調に登りました。20代2人が塔ノ岳で待っていてくれて合流でき丹沢山まで全員一緒に登れました。塔ノ岳からの下りで登り返しが憂鬱になりましたが・・・
丹沢山頂で少し休憩し、登り返しもそれほどでもなく下りは順調に進み、暗くなる前に楽勝で下山。
帰りに食べた新東名沼津SAの海鮮丼が絶品でした💕

2022年12月03日

2022/11/27 横蔵寺~妙法ヶ岳~谷汲山華厳時

織部の里、7時集合、出発。5台の車で出発しました。
1台は谷汲山華厳寺の駐車場に置き、4台横蔵まで行き、横蔵寺からスタートです。
17名の大所帯で、2グループに分かれ登りました。
お楽しみの紅葉です。最初は大きなカエデの赤グラデーションです。素敵です。
登山道は階段が多くて、トレーニングかぁ~っと萎える声、会話しながら登ってると横蔵寺旧跡の立派な石塔がありました。歴史があります。シロモジの黄色が素晴らしい!
登山道は色んな色の落ち葉でふわふわ。この時期だから味わえる感覚ですね。
癒やされます♪
妙法ケ岳山頂で昼食をとり、集合写真を撮り下山しました。
谷汲山華厳寺は大勢の人で賑わってました。
参道は赤のもみじのトンネルがとても綺麗でした。

5人の方に車を横蔵まで取りに行ってもらい、華厳寺から皆、織部の里まで戻りました。
無事下山でき、天気も良く、紅葉に癒やされ楽しい山行でした。

 

 

2022年11月27日

2022/11/19 小津権現の森作り 芋煮会

日本山岳会岐阜支部が長年続けてきた小津権現山の森づくり。
今年の最後は森の整備と冬の準備、締めは芋煮会。

私は山頂までの登山道の整備。張り直したいロープや作り直したい尾根道ルートなどありますが、大きな修復は雪がとけた春に行うこととしました。

山頂からの景色はいつものように素晴らしい。

ベースに降りてきて芋煮会の準備。芋は入ってなかったけれど笑
私は餃子とウインナー炒めの担当。餃子は失敗がない。Nさんがキムチ鍋と豆乳鍋を作ってくださってお腹いっぱい❤️最後に記念撮影して下山しました。

2022年11月19日

2022/11/05-06 苗場山 巻機山

苗場山

美濃庁舎、0時集合出発
2台の車で塩入さんと待ち合わせの桜坂駐車場まで走りました。
駐車場で塩入さんと合流。
登山開始、紅葉がとても綺麗です。登って行くにつれ青空になり、太陽の光が差し込み紅葉がますます引き立ちます。登山道は落ち葉の絨毯でふわふわです。
今度はブナ林。何千本ある?
素晴らしいです。
皆さん、それぞれ楽しみながら登ってます。
眺望もいいです。名前は分かりませんが沢山の山々が素敵。
ニセ巻機山!ニセって何〜?
九合目でした。
巻機山到着。本当の頂上はもう少し先のケルンでした。
その後、小屋まで下り昼食をとり下山します。
登りとは、違う紅葉を楽しみにながら下山しました。
足元が泥濘んでいて踏ん張りながらの下山でした。
天気も良く、最高の巻機山山行でした。
そして、スーパーノグチでお買い物し、お楽しみの塩入さんの宿泊所に到着。
大浴場もあり、汗を流してからの宴会スタート
巻機山、苗場山のお酒も楽しみながらのおしゃべり。
ロープワーク勉強タイム有り。さすが山のお仲間ですね。
BGMはリピート山中さんです♪
楽しい時間をありがとうございました。
明日の苗場山に備えて就寝しました。

 

巻機山

前日巻機山を登頂した疲れをよそに、早朝5時前に新潟県湯沢をあとに長野県小赤沢3合目登山口
(標高1310m)を目指し出発。
7時登頂開始。登山道には枯葉、霜柱がありギシギシ音を立てて歩き始める。
前夜の楽しいお酒の余韻もあり、SL矢口さんがゆっくり歩いてくれることに特段私は助かりました。
空を見上げると、雲一つない青空で最高の登山日和に嬉しくなった。
数年前、この山の計画があったのだが悪天候により諦めたこともあり、かねてより来たかった山である。
ゆっくりとブナ林の中、枯葉、岩木や凍った切り株の上を慎重に歩いていく。
霜柱は続き、溶けたらドロドロになるだろうと帰り道を心配した。
途中、北面の霧氷の景色に足を止め写真撮影をする。
空の青、笹薮の緑、霧氷の白 美しいコントラストである。
6合目あたりから勾配がきつくなり、7合目からは鎖場が何箇所か出てきた。
前日の巻機山より楽だと思っていただけに不安になった。
尾瀬のような木道歩きに早く辿り着きたいと思い急坂を登る。
ようやく8合目過ぎたあたりから展望がひらけ、高層湿原を歩きはじめる。
緩やかに木道を登っていくと沢山の凍った池塘が点在している。
なんて美しい場所なのだろう。しばし心を奪われる光景であった。
山頂台地からは、北アルプス白馬、日光白根山が見えた。
この木道歩きは快適、皆写真撮影と楽しい時間であった。
凍った草黄葉やナナカマドの赤い実、広い湿原の向こうに白い樹氷を見た。
10時40分 閉鎖された苗場山頂ヒュッテを通り過ぎ山頂に到着。展望はなく標柱のみであった。
そこから少し歩いた場所に、メンバー全員10人が余裕で座れる長い木のベンチがあり昼食をとる。
ゆっくりと30分以上は休憩、その後苗場山神社に立ち寄り11時45分下山開始。

最後に、巻機山・苗場山、百名山2座を続けて登れたことに嬉しく思います。
紅葉の最盛期、この計画を立てられた塩入さんと皆様と過ごした時間に感謝致します。
美しい紅葉が鮮明に脳裏に焼き付く山行でした。


2022年11月05日

2022/11/03 屏風山

 総勢12名で紅葉の美しい屛風山に登ってきました。まだ暗い5時半に道の駅織部の里に集合しました。永井林道を走りゲート手前で駐車し7時過ぎに出発。歩き始めからハイスピードでメンバーの選抜が始まり、チームは二つに分かれました。8時20分沢へ降りて行き突堤を超え、沢沿いを歩き登山道到着は8時45分。写真でよく見るお釜のところからは、ほぼ崖で手足を使って落石しないようにのぼっていくと素晴らしい紅葉が広がっていました。9時40分頃尾根に到着。灌木の藪でソロの女性とスライドし、その後笹薮の急登が始まり笹をつかみながら前進で行った先にやっと山頂がありました。山頂からは360度の景色を見ながら山座同定。後続の二人を待ち、12時下山開始しました。倒木地帯でチーム2に合流し、沢にて集合写真を撮影して、長い林道を歩き無事に下山致しました。岐阜百山の中でも難易度の高い屏風山を無事に登頂することができました。参加の皆様ありがとうございました。(林真由美)              

 

林道歩きも長く急登で藪も深い屛風山だが参加者は多く、全員登頂が困難だと考えていました。より多くのメンバーが登頂できるように、チームが分かれることを当日伝えて山行に臨みました。林道歩きで遅れだしたメンバーを、チーム2として山頂アタックをしました。急登のため、ペースも上がらず、藪漕ぎ急登の始まる時点で11時35分となり、山頂アタックを断念して昼としました。山頂の人が見える場所だったため、声をかけたり、シートを振るなどして合図を送りました。山頂メンバーの下山を確認してこちらも下山開始。倒木地帯でチーム1のメンバーに追いつかれ、沢に下山しました。沢筋では石が滑りやすく転倒するメンバーが何人かいました。行きの林道走行は乗用車に4人も乗ったため、腹をすり申し訳なかったため、帰りは3名乗車で舗装路まで帰った。(山本)

2022年11月03日

2022/10/22-23 50周年記念事業

日本山岳会岐阜支部50周年記念事業報告文書

2022年10月23日24日の日・月日本山岳会岐阜支部の50周年記念事業を執り行いましたのでご報告いたします。

今回の記念事業を行うにあたり、 実行委員会が多くの困難に直面しました。2年前に実行委員会が発足した当時は、折しもコロナ感染禍の真っ只中であり、事業を実施するべきかどうかからの出発でした。 岐阜支部の伝統か実行委員が楽観的であったため、2年後に感染症が収まっているとの仮定のもと50周年記念事業はフルセットで実施する方向で調整を進めていきました。 同時に、我々はホスピタリティを最優先とし、式典中心ではなく参加をして頂く全員が「楽しむ会」を作り上げることを目的にプログラムを固めていきました。準備段階では30-40名程度の参加者で計算をしておりましたが、蓋を開ければ全体で100名近くの方々に事業にご参加いただきました。多く皆様にお集まりいただき、予定した全てのプログラムを難しい状況下で完遂でき、まさに感無量です。

さて、23日は13時から受付を開始。まずは50周年の式典として、岐阜支部 支部長 高木 基揚の挨拶から始まり、ご来賓のご紹介・ご挨拶を経て、副支部長 堀 義博より「岐阜支部50年の歩み」を説明させていただきました。 ご来賓には、本会より古野会長・橋本副会長・萩原常務理事にご参加を頂きいております。誠にありがとうございました。ご挨拶の中でお話いただいた古野会長の 56豪雪時の別山・白山登山は、我々の“近所”の山への冒険心を改めて沸き立たせるものでした。また50周年の歩みから、「岐阜支部と山と酒」の深い縁を学ぶことができ、破天荒であったであろう偉大なる先達者の背中を垣間見ることができました。

式典後は岐阜支部の毎年恒例の公事業である「山岳講演会」に移行しました。講演者にはご来賓でもある萩原常務理事をお招きし、タイトルもずばり「岐阜県の山の魅力~笠ヶ岳に学んだこと~」としてお話をいただきました。 本講演会は一般の市民にも公開し、150名もの方々にご参加いただきました。 萩原編集長が若き日に通った数々の笠ヶ岳バリエーションルートの話に惹きつけられます。岐阜県単独の最高峰・笠ヶ岳、急登だが整備の行き届いた笠新道の登山と穴毛谷を始めとしたバリエーションへのアタックの比較に、現代登山へのアンチテーゼを感じながら冒険心と探求心を掻き立てられる素晴らしい講演会でした。

その後は祝賀会、「皆で集まり、酒を呑んで語り、唄うこと」を中心に構成しました。ご祝儀でいただいた各地の日本酒を開封し歓談。途中から歌手のリピート山中氏をゲストとしてお招きし、その演奏のもと、岐阜支部の作った記念品である歌集を用いて全員で大合唱。楽しい祝賀会となりました。山屋には「酒」と「唄」が必須の装備であることを思い知らされたのでした。

2次会高山郷土料理居酒屋「あじ平」にて。料理も美味しくリーズナブルで高山ご訪問の際はお勧めです。リピート山中氏もご参加いただき、演奏会は大合唱会にかわり、最後にはダンスにまで発展する始末。ハメを外し過ぎたところもあったかもしれませんが、私は既に潰れていたためあまり記憶が残っていないことにしてください。

翌日24日は記念登山。8時半に猪臥山に向けて出発しました。猪臥山は1519.1 M 二等三角点を有する展望の山。天候に恵まれれば山頂からは360°の展望が開け、北アルプス始め白山・乗鞍・御嶽など名だたる岐阜の峰々の姿を楽しむことができます。当日のお天気は良かったものの、高い山には雲がかかっていたため北アルプスなどの姿を拝むことはできませんでしたが、岐阜を取り巻く低山と、高山・古川の町並みを楽しむことができました。「参加者全員が山頂まで行くこと」を目的とし、「登山チーム」と山頂直下まで車であがる「らくらくチーム」を用意。参加者全員が山頂に立つことができ、60人近くの会員で溢れかえることとなりました。ご来賓の日本山岳会ビッグ3 / 会長・副会長・常務理事は、参加された皆さんや一般の方々からの記念撮影の要望に応えるのにご多忙のご様子。山頂では再びリピート山中氏のミニ・コンサートが開かれ、弁当をつまみながら、山の頂にて山を見ながら山の唄を唄うという贅沢な時間。美しく色づく麓の木々、高山の街に向かう風にのった霧雨の中に幻想的な虹を見つけ、楽しい登山は全員の無事な下山をもって完了いたしました。

ホテルにもどり、準備を含め長きに渡った岐阜支部の50周年記念事業はすべて終了致しました。価値観を共にする仲間と時間をすごし、雄大なる山に登り・語り・呑み・唄うことが如何に大切かを再認識し、日本山岳会への帰属意識を強くした2日間でした。ご参加いただきました皆様方、誠にありがとうございました。またご多忙の中、ご参加いただきましたご来賓の皆様に、心より感謝いたします。50年を経て、岐阜支部はさらなる発展に向けて活動を続けていく所存です。それが日本山岳会全体への貢献につながれば大変幸せであると感じます。


2022年10月22日

10/08-09 蝶ヶ岳~宴会~モルゲン~大滝山の雲海

蝶ヶ岳 ~ 中村振動 ~ 大滝山 ~ 徳本峠


10月8日(土)~9日(日)
CL東明・SL梅田・重盛・林・山田

土日は雪や雨の予報が入り乱れ、前穂北尾根→奥穂南陵→蝶ヶ岳宴会山行とスライド式に変更となってしまった。お天気には勝てないのだ。


登りは長壁尾根、下りは大滝山経由の中村新道をつかった。今日の朝の蝶ヶ岳のコンディションも最高だが、大滝山からの景色もそれに劣らない。面白い周回ルートだった。

今年の夏のバリエーションは3本しか行けなかったが、これから冬に向けての準備をしようと思う。雪が振り始めたアルプスはもう冬の支度を始めている。

 

 

2022年10月08日

2022/10/2 バリエーション山行 別山

水谷さん企画の別山チブリ尾根に参加しました。


ロングコースで早朝集合、予定の2名は急遽、白山古道調査に回った。
今回6名で、ペースのゆっくりは許されない。
暑いだろうと予想した通りで、風もなく良い天気。草紅葉が始まりかけた感じで、まだリンドウが咲いている。緩やかな登りが避難小屋まで続き、その先は急登が待っている。避難小屋近くで、声が聞こえて着いてみると東明氏と上田さんが待っていた。本当なら梅田さんがいるはず。
古道調査は新人さんも加わり、楽しかったようだ。


山頂に着き、白山様はガスの中だったが、集合写真を撮ってもらい、早々に下山。
急な下りに、びっくりしながらも1時間で小屋に着く。
その後はなだらかな登山道をまだかまだかと下り下山、
ポンポンだった駐車場もガラスすき、温泉はパスということで帰りに道の駅に寄った。ヤマレコを見たら、0.9~1.0のスピードにがっかり
全員無事に歩き切った

 

 

 

2022年10月02日

2022/10/1-2 美濃禅定道 古道調査

白山禅定道古道調査

白山・別山・三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰・銚子ヶ峰 両白山地

10月1日(土)~2日(日)
CL東明・SL梅田・上田・塩入・藤澤・新城・その他1名

古道調査で白山から石徹白に縦走しました。本来であれば石徹白から白山へ登拝するのですが、参加者の体力を考え逆まわりとしました。

集合後に1台を石徹白駐車場にデポし、市ノ瀬へ。バスに乗り別当出合からスタート。10月にしてはとても暑い日でした。参加者の藤澤さん・新城さんは入会したばかりで、もう一人の入会希望者と3名とは初めて一緒に山に登りますがとても健脚でした。サクサクと南竜に進みますが、Uさんがバテてしまい、荷物を東明さんがもち、南竜テン場へ。そこから荷物をデポしてUさんを除く6名で古道であるトンビ岩コースから白山山頂へ。途中で祠を見つけました。


テン場に戻ってからは例のごとく宴会。テン場のトイレは水洗になっており、とてもきれいでした。


翌朝は全員で別山まで。白山モルゲンと雲海や池塘と素晴らしい景色で池塘付近には祠のようなものもありました。別山山頂で体調不良の上田さんをCLの東明さんが付き添って市ノ瀬コースで下山。私たちは石徹白に向けて進みました。別山平で宿の調査をし、宿跡地と石垣らしきものも見つけました。三ノ峰に向かう途中で五十川親子とうれしいバッタリがありました。市ノ瀬チームも水谷チームと会えたそうです。三ノ峰から見渡す笹が光る縦走路が素晴らしく、水呑釈迦堂には大峰奥駆の靡でよく見るお札が置いてありました。神鳩ノ宮避難小屋の近くと石徹白大杉の近くでは祠の写真を撮り記録としました。長い道でしたが、参加者全員が元気いっぱい縦走できて楽しかったです。


ヒヤリハット
会のテント泊では個人装備として必要な荷物以外に共同装備を持つことを念頭に入れて準備して参加するといいです。そのうえで余力があれば個人装備を増やしても構わないので、徐々に重さに慣れていくことをお勧めします。"

 

 

2022年10月01日

2022/09/25 井出の小路山

9月バリエーション山行
井出の小路山 阿寺山地
9月25日(日曜日)

CL梅田直美。SL東明裕、林真由美、藤田佳大、五十川幸学、矢口重治 計6名

美濃総合庁舎に4時20分集合。

井手ノ小路山登山口への分岐に6時頃到着。すぐにチェーンがあり、仕方なく路肩へ駐車。
初めは舗装された道だったが、だんだん荒れた道に変わり長い林道歩きの後、ようやく登山口に到着。ここからが本番。岩場の涸れた沢を詰めていく。岩は、滑りやすく浮石も多い。声掛けしながら登っていく。


沢も細くなり水の流れも現れた頃から笹に突入していく。最低鞍部を目指して登るが、あまりの笹で尾根かどうかがわかりにくい。終始東明さんの藪漕ぎで進み、山頂手前で、林と藪漕ぎを交代し、やっとのことで登頂。


山頂にて万歳三唱。山頂手前広場にてランチタイム。その後、来た藪に戻り滑りやすい岩場を注意しながら戻り、長い林道歩きの後無事に下山。


無事にぎふ百山の一座を登頂することができました。ありがとうございました。


美濃総合庁舎4:20-林道ゲート6:00−高樽山分岐6:45-斧入刀式跡7:10-取付 -8:22-最低鞍部10:25-山頂11:25-取り付14:20-ゲート16:26
8:22-最低鞍部10:25-山頂11:25-取り付14:20-ゲート16:26

注意箇所
涸れた沢の岩場は湿っていて浮石もあり、時折大きな石が崩れたりした。
藪の中は倒木が多く足元が見えないので脛を打った。

2022年09月25日

2022/09/21 鳥の自然観察会

自然観察会 タカの渡り

長野県松本市 白樺峠

令和4年 9月21日(水)

"CL 藤田純江 SL 五十川幸学、梅田直美、後藤久美、下畑佐和子、竹中佳美
日置文夫、渡部慶洋、矢口重治"

乗鞍高原にある白樺峠はタカの渡りの観察地点として有名であり、日本全国から愛好家がこの峠に集まってくる。毎年、9月から渡りが始まるために渡り数をカウントしてネット上に報告している。

日本山岳会岐阜支部では自然観察会としてこのタカの渡りを観察する計画を立てた。渡りのピークを9月下旬と考え21日に実施した。

今回の参加者は9名。朝5時に中濃庁舎に集合したが平日を考慮してテニスコート駐車場に駐車した。2台の車に分乗して出発、途中トイレ休憩1回して乗鞍高原に向かった。
渡りは天候に左右されるので天気が気になる。台風一過なのに車中から伺うと曇っていた。時折、太陽がのぞき期待が膨らむ。

ほぼ予定通り8時頃白樺峠に到着。平日にも関わらず全国各地から多数の車が駐車。人気の高さが伺える。20分ほど歩くとタカ見広場に到着した。途中、キノコ採りの方も数名いてキノコの山でもあるらしい。


タカ見広場にはすでに100名ほどの愛好家が大砲の様なカメラを抱えて待機していた。私達は2ヶ所のスペースでくつろぎながら観察を開始した。渡り始めるのは11時頃ということだったので数名が周りを散策。しかし、30分もすると渡りが始まり眼下の尾根辺りからタカが見え始める。散策に向かった数名を呼び戻す。


どんどん数が増えてくるタカは次第にタカ見広場に近づき頭上を通過していった。タカをいち早く見つけるベテランの愛好家に目を配りながら渡って行くタカを観察した。タカが近づいてくるとみんなの歓声も聞こえテンションアップ。数は少ないが渡りの醍醐味は十分味わえた。

12時頃になると下の方に雲が沸きだしたので渡りは止まってしまった。ちょっと早いが諦めて集合写真を撮り下山に向かった。途中、キノコ採りの人にも会うが翌日遭難者が出てビックリした。自力で下山して無事で良かった。

帰りに市の瀬のまいめの池に寄り道した。秋の気配を感じさせられて綺麗な池であった。帰りの時間はたっぷりあったので2回休憩を取りテニスコート駐車場に16時到着。

この日の観察数は249羽で164羽がサシバだったようだ。ハチクマだと思っていたタカがほとんどサシバだったようで見分けが難しい。残念ながら天気が良くなくて観察には不向きではあったが十分楽しめたと思う。


白樺峠駐車場8:20~8:40 タカ見広場 3時間滞在 12:00~12:20白樺峠駐車場
駐車場からタカ見広場までは整備された登山道なので危険はありません。タカを観察するには双眼鏡は必須です。みなさん持参されたので問題はありませんでした。携帯イス、敷物もあると便利。暑い日には日傘も必要です。図鑑などを見ながら観察することもお薦めです。

2022年09月21日

2022/09/11 納古山 県民スポーツ大会

県民スポーツ大会
納古山・岐阜
9月10日(土)前夜祭・9月11日(日)登山

CL梅田・SL山本・後藤久美・林真由美・渡部・高木・大野・山田尚美・杉山・五十川 前夜祭参加から登山教室 東明・水谷・重森  前夜祭のみ 上田  計14名

土曜日の前夜祭と日曜日の県民スポーツ大会の競技及び登山に参加しました。前夜祭では岐阜県山岳連盟加入の山岳会メンバーが白川町の大野台パーク体育館に一堂に集まり、交流をしました。岐阜支部ではたっぷりの肉を用意しバーベキューと差し入れのたくさんのお酒でおおいに盛り上がりました。


翌朝、開会式を行ったあと、納古山へ。


最初に競技があり、岐阜支部からは山本さんが50代の部として3キロ走りました。私たちはゴール地点でスタンバイして応援。結果山本さんは50代メンバーの中で準優勝、岐阜市は総合2位でした。3キロの山道を走れるというだけで尊敬ですが、入賞はさすが山本さんです。


その後みんなで山頂へ。美濃加茂山岳会の先導者が道を間違えるというハプニングもありましたが暑い中をゾロゾロと登りました。山頂で食事をし、下山途中に指導員講習兼登山教室を行っている東明・水谷・重森チームとすれ違いました。下山後は少し涼んでから閉会式に臨み解散しました。

 


中山登山口8:30~8:55 高野分岐-9:40展望台-10:25 青葉山東峰-11:15 青葉山西峰11:55~12:35 林道終点登山口-13:40中山登山口駐車場

帰りは急な下りになり慎重に足を運ぶ必要があった。途中、林道(12:35)になり道路になったところで皆がそれぞれの話に夢中になった。
そのため予定のコースとは違うところを行ってしまったというアクシデントが起きたが、地図を確認しながらコースを修正して無事に下山し駐車場に到着。大人数でしたが事故、怪我もなく無事に終了。今回は、ゆっくり山行で私にはちょうど良いペースだった。

 

2022年09月11日

2022/08/28 例会山行 青葉山

8月例会山行
青葉山 東峰693m 西峰692m
福井県 高浜町
令和4年 8月28日(日)

CL竹中美幸 A.CL五十川幸学・SL後藤久美・井上美智子・大野まゆみ・苅谷敬三・神山敬三・後藤允・小林和雄  B班CL山田昌孝・SL矢口重治・藤田佳大・馬淵等・山住里美・渡部慶洋・竹中佳美・高木基揚

福井県高浜町と京都府舞鶴市の境にそびえる青葉山、その昔、火山活動によって出来た山だ。
その美しい山容から別名「若狭富士」とも呼ばれている。東西2つのピークを持つ双耳峰で、古は扶桑馬耳山、鋏山とも呼ばれていた。
今回の山行の参加者は17人。美濃国分寺で集合して4台の車で出発。途中、車から青葉山の全容を見ることができた。確かに富士山のようにみえる。道中、雨が降ったが、一時的に降っただけで到着時にはあがっていた。


準備体操をして体をほぐし、A班B班と2つに分かれて予定通り 8:30登山開始。多くのコースが設けられているが、今回は高浜町中山地区からの入山コースだった。
天気は曇り、気温25℃。湿度は高いが暑苦しい感じはない。ただ、登山道はしっかりと濡れていて、土、落ち葉、石、木の根など滑る要素が多くあった。冬山を登る練習には良い環境だということで、フラットフィッティングから重心の移動、脚の運び方なども教えてもらいながらの山行になっ
た。少しは進歩したところを見せることができると思っていたが、まだまだ初心者レベルと言われ少し心が折れてしまった。


登山口から1時間、展望台につくと若狭湾と高浜町の景色に感動した。また海からの潮風を全身で浴びることができとても気持ちが良い。
馬の背ではバランスに気をつけて進み、11時25分に東峰(693m)に到着したが三角点は無く木が生い茂り展望することはできなかった。
大師洞をくぐると、鎖場がある。難しくはないが一歩間違えれば滑落の危険があり、またパーティを巻き込む恐れがあるので慎重に渡った。登山開始から2時間30分ほどで西峰(692m)に到着。祠の裏から岩を少し登り集合写真をパチリ。
祠の前で休憩(40分)、昼食をとった。雨の降りそうな雲行きだったが暑さはそれほど感じなかった。『山に登って海を見るのも気分がいいでしょ!』と先輩に言われた。
たしかに海岸線や対岸の島、船などを見ることができてよかった。なにより潮風が気持ちが良いことを改めて感じた。また、原子力発電所や自衛隊の艦なども見ることができ話が盛り上がった。


中山登山口8:30~8:55 高野分岐-9:40展望台-10:25 青葉山東峰-11:15 青葉山西峰11:55~12:35 林道終点登山口-13:40中山登山口駐車場

帰りは急な下りになり慎重に足を運ぶ必要があった。途中、林道(12:35)になり道路になったところで皆がそれぞれの話に夢中になった。
そのため予定のコースとは違うところを行ってしまったというアクシデントが起きたが、地図を確認しながらコースを修正して無事に下山し駐車場に到着。大人数でしたが事故、怪我もなく無事に終了。今回は、ゆっくり山行で私にはちょうど良いペースだった。

 

2022年08月28日

8/19-20-21 爺ヶ岳~針ノ木岳

名山山行

爺ヶ岳2670m、岩小屋沢岳2631m、鳴沢岳2641m、赤沢岳2678m、
スバリ岳2752m、針ノ木岳2821m、蓮華岳2799m 
令和4年8月19日(金)~8月21日(日)
CL水谷・SL山本・五十川・今峰・大野・苅谷・東明・林・矢口・塩入
前夜に美濃インター高速バス利用者用の駐車場に集合、車2台に分乗して扇沢へ。ほぼ満車の扇沢無料駐車場で仮眠する。初日は柏原新道を辿って種池山荘までのゆったり計画、背後に聳える針ノ木岳・蓮華岳に励まされるように高度を上げる。北から高気圧が張り出し、カラッとした青空が広がる。巻道から小屋への直登の手前で横切る沢では給水ができた。午前中に種池山荘に到着する。5人が小屋泊、5人がテント泊、コロナ対策の影響を受け、テント泊でも一人2000円。東明氏はテントを立てると鹿島槍を目指す。他の9人は爺ヶ岳に向かい、うち3名は爺ヶ岳から冷池山荘へ足を延ばす。爺ヶ岳でのんびり過ごして種池小屋へ戻り、小屋の前でアルコールを交えて歓談、鹿島槍に向かった東明氏も17時前には帰着する。

 


二日目、富士山は見えるが天気は悪化の予報、5時前にスタートする。新越小屋で時々雨粒を感じるようになり、8時ごろからは吹き付ける風に雨が混じるようになる。時間とともに雨脚が強まり視界も悪化、風が避けられるエリアで短時間の休憩とエネルギー補給に留意する。途中ですれ違ったパーティーは2つ、ツアー登山なら小屋で沈殿が正解である。小屋泊グループはそそくさと小屋に入ってしまったが、テント泊はそうもいかない。テン場の中を水が流れているため、今峰氏持参のピッケルで溝切りをしてテントを設営するが、防水性の無いテントの床から水が染み出す始末。夕飯時までアルコールを交えて歓談、夕食を済ませてからは早々に就寝する。


三日目、3時過ぎには5人が起きてしまった。小屋で食事中の小屋泊組に声をかけて、一足早くテント泊組だけで蓮華岳を目指す。天気は回復、蓮華岳の山頂付近で小屋泊組を待っているとブロッケンが現れる。峠に戻ってテントを撤収・パッキングして下山。針ノ木の雪渓歩きは一箇所横切ったのみ。前夜の雨で丸木橋が流され、飛び石で渡渉を強いられる。一日目と二日目、天と地ほどの差がある山行だった。


初日:扇沢5:45-5:54登山口6:02-10:01種池山荘10:38ー11:30爺ヶ岳南峰11:35-11:50爺ヶ岳13:00-13:40種池小屋
二日目:種池小屋4:49ー6:31岩小屋沢岳6:41-7:12新越山荘7:32-8:11鳴沢岳8:20-9:19赤沢岳9:31-11:29スバリ岳11:47-12:40針ノ木岳12:51ー13:33針ノ木小屋
三日目:蓮華岳往復5:28~7:45ー針ノ木小屋8:19ー10:29大沢小屋10:39ー扇沢11:36-11:41駐車場

危険点・感想
雪渓上の歩行は、横断が1か所(60mぐらい、ロープあり)。すり減った靴底ではエッジもキックステップも効かないことを改めて認識。2日目に矢口さんの靴底が剥がれるトラブル、個人所有の針金で応急措置をしたが応急セットは共同装備として必要だった。小屋泊とテント泊の併用は会員への登山機会の提供には〇ですが、パーティーの一体感には疑問符がつきます。雨でもテントに泊まりましょう。

 

 

2022年08月19日

2022/07/30-31 名山山行 富士山(3776m)

名山山行 富士山
参加者: 12名



岐阜を車2台で出発、水ヶ塚駐車場で水谷さん塩入さんと合流してバスで五号目登山口へ向かいました。 

目の前に富士山えっ〜ここに登るのー!去年も来てるのに気持ちが違う!

みんなでゆっくり1日目出発です!上にあった雲もどんどん下になって一面の雲海を見下ろしながら九合目を目指す。 

万年雪山荘に無事到着して素晴らしい雲海を眺めながら大宴会始まる。
山田尚美さんの気功教室も始まり、周りの人を巻き込んでみんな大はしゃぎです。 

2日目は御来光を見る為2時過ぎに出発、真っ暗の中を休みながら山頂目指して頑張りました。
少し寒いが日の出待ちです!少しづつ出てきました〜感動ですね。涙が出そうです!

2日間ピーカンのはずが宝永山で雨に降られ、宝永山、宝永火口を眺めながら下山大砂走りでテンションも上がりみんな爆走でした。
無事下山でき帰りは温泉で汗を流し帰路に着きました。

楽しい山行、二日間の車の運転、東明さん苅谷さんありがとうございました。

2022年07月30日

2022/07/23-24 技術委員会 北穂高岳 東稜

技術委員会 北穂高岳 東稜
参加者: 5名



北穂高岳東陵へ。東陵はバリエーションルートなので道はない。ゴジラの背で有名な切れ落ちたナイフリッジを行くのが特徴だ。日本山岳会 岐阜支部のバリエーション未経験者を初めて連れて行った。

ルートに特に難しいところはないが、初心者をつれたバリエーションゆえ安全第一とし、適宜FIXロープを張って通過をしてもらった。

山行はもちろん素晴らしかったが、昨日の宴会も楽しかった。涸沢のヒュッテでのテラスでの宴会はやっぱり最高だな。ロケーションも景色を素晴らしい。今日のお天気も素晴らしく、ゴジラの背からの槍穂から富士山まではっきりと見渡すことができた。

バリエーションの企画はこれからも作っていきたいなと思っています。

2022年07月23日

2022/07/03 自然観察会 宇津江四十八滝山野草園

毎年恒例の自然観察会は小鳥峠湿原、宇津江四十八滝山野草園、ケベックの森、ひるがの湿原植物園を元大学教授のI先生をお迎えし散策しました。

 朝から小雨がパラパラする不安な天気にも関わらず全員14名が7時に集合。簡単な自己紹介を終えて3台の車に分乗して小鳥峠湿原に向かいました。
 小鳥峠湿原は普段見逃しそうなひっそりとした湿原です。ミズバショウの鑑賞スポットだが時期的にアウト。ササユリも終わりかけオダマキ、リュウキンカ、マンネングサなどが見られました。


 宇津江四十八滝野草園には10時少し前に到着。6月初旬はクリンソウが咲き乱れるところだがこの時期はササユリが有名。今年の暑さでここもササユリは終わりかけ。それでもアジサイ、ツユクサ、ホタルブクロ、ハナショウブなどが目を楽しませてくれました。先生のお話を聞きながら散策するのは勉強になり有意義です。売店にて昼食を取り記念撮影をして先生の別荘があるケベックの森に向いました。

 


 別荘には湿原並みにシカ除けの電線が張り巡らされており、いろんな種類の植物が植えられています。今はヨウシュコナスビ、ツリフネソウ、ヨツバヒヨドリ、タマガワホトトギスなどが咲いてて小さな植物園です。


 

 最後のひるがの湿原植物園ではやんでいた雨が降り出していたが小雨で涼しいくらい。植物園の池にはスイレンが咲き乱れ最盛期でとても綺麗。ピンクの中に白い花もあり目を楽しませてくれました。傍らでひっそりヒツジグサも咲いてます。ミズチドリ、シモツケソウ、カキラン、ニッコウキスゲなどこの湿原が本日一番の花盛りエリアだったように思う。今まで素通りしていたところだが次回からは立ち寄りたく思える植物園でした。


 先生を迎えての観察会に初めて参加させて頂き勉強になることが多く益々花に興味が湧いてきたように感じました。

2022年07月03日

2022/06/12 例会山行 風越山(1698.8m)

風越山
参加者: 18名


参加希望者が多い、風越山に行ってきました。
メンバーの変更はありましたが、18人となり2班編成でした。
中濃総合庁舎に集合し、4台で、中津川ICまで行き国道19号を寝覚ノ床に向かいました。現地コンビニで水谷さんを拾って、登山口まで行きました。駐車スペースも4台ギリギリでした。出発間際にマイクロバスが着いて、大勢の登山者がいてびっくり。


出発が遅れた2班は、ピッチが速く1班に追いついた。その後は連なって登りました。Aコースを登り、避難小屋に着くと御料局の三角点がありました。登山道には、アヤメ、ユキザサ、マイズルソウ、ナルコユリなどたくさんの花がありました。ワラビも残っていて、登りながら収穫。


 

山頂は通過点のようで狭く、中央アルプス展望所まで行き、早いお昼にしました。のちに、団体さんも登ってきて大賑わい。今峰さんの音頭で万歳三唱。


下りはBコースの許可をいただいて下山しました。展望地からは残雪の御嶽山が、大きく見えていました。


帰りは温泉不参加者が出たため、残り13人であてら荘の温泉で汗を流しました。ツルツルのお湯で、よい温泉でした。

また、夏花の時期に来たいというメンバーや独標まで行きたいというメンバーもいました。例会山行として、多くが参加できるよい企画の山行でした。

2022年06月12日

2022/06/05 小秀山 バリエーション山行

小 秀 山 ( 1982m 二等三角点 )

 御嶽山を間近で望む絶好の展望台として知られている小秀山の山行。
5:00に集合し13名で2台の車両に分けれて乙女渓谷キャンプ場にある登山口まで行く。
6:40に到着。東京から参加の塩入さんと合流し、2班に分かれて7:00登山開始。
 天気予報では曇りの予測。登山口では霞がかってはいるものの日差しがあり、御嶽山の眺望することを願って登る。道中、気温は15度で、登山で暑くなった体が冷んやりとした空気によりとても気持ちが良い。
行きは二の谷、帰りは三の谷の行程。


二の谷のコースは、渓谷のため川の流れる音を聞きながらの山行で、生い茂った樹木の薄暗い中を木材で作られた回廊を進む。地面より少し高い位置のため滝や川の見晴らしがいい。日差しが差し込むところでは樹木の緑がとても鮮やかに見えた。ねじれ滝、和合の滝、夫婦滝、水の落ちる風景と音が急登の疲れを流してくれた。カモシカ渡はほぼ垂直な道だがホールドするところも幾つもあり、簡単なクライミング気分で楽しい。兜岩までは登りが続き、正直なところきつい。

ついて行けるか心配であったが、メンバーの楽しい話と高山植物のおかげで、疲れを忘れさせる時があり、兜岩(1885m)10:40に到着。休憩と記念撮影。ここまでこれば、あとはなだらかな道が続く。最後に急登が一つあったが事前に教えていただいていたので心構えができ、難なく山頂に到達できた。小秀山登頂12:00だった。
 登頂時の天気は、朝より雲が厚くなって残念ながら御嶽山は眺望することはできなかった。


皆で撮影後、昼食をとり、帰りは三の谷コースで下山。分技まで来た道を戻り三の谷コースへ行った。三の谷コースは植林されたところで同じような風景が続き、何度も折り返す道は単調で面白さに欠けた。
16:00に乙女渓谷キャンプ場に到着、幸い雨に降られることなく、14名の大人数だったが無事に下山できた。
〔藤田佳大〕

〔日 時〕令和4年6月5日(日)  曇り

〔場 所〕岐阜県中津川市

〔参加者〕 1班 五十川幸学 今峰正利 梅田直美(CL) 大野まゆみ 苅谷敬三 後藤久美(SL) 塩入英樹
2班 竹中美幸(SL) 東明裕 林真由美 山住里美 藤田佳大 矢口重治 山本善貴(CL)

〔タイム〕乙女渓谷キャンプ場7:00-夫婦滝8:50-カモシカ渡9:50-二の谷三の谷分岐10:10-兜岩10:40-第一高原10:50-第二高原11:00-第三高原11:20-小秀山12:00-二の谷三の谷分岐13:50-三の谷登山口15:20-乙女渓谷キャンプ場15:40

〔地 図〕

2022年06月05日

2022/05/29 小津権現山の森作り

小津権現山&森作り
日にち: 2022/05/29
参加者: 20名

S藤波口08:11 - 09:20揖北林道合流地点09:35 - 11:00小津権現山11:27 - 14:12揖北林道合流地点14:23 - 15:16藤波口15:24 - 15:29ゴール地点G

日本山岳会 岐阜支部で継続して行っている小津権現山の森づくりに参加しました。今回はFさんの追悼登山&森づくりでもあり、たくさんの参加者が集まりました。
権現の森づくりはFさんが始めた事業なのです。


登山チームと森づくりチームに分かれて、あたいは森づくりチーム。まくっ。
ゴミを拾ったり、登山道の補修をしたり、焼酎を飲んだり


そしてウィンナーと玉ねぎの炒め物等のおかずづくりも大切な任務でした。

みんなで作ったおかず、おいしくできてよかった。

 


食後は支部長によるお経でFさんをしのびました。

のんびりまったりしたひと時を過ごすことができました。こういう時間もいいなぁとしみじみ思う今日この頃でした。まくだっ

文責: 梅田

2022年05月29日

2022/05/22 アサバタ山


2022年05月22日(日) [日帰り]
参加: 11名

岐阜山岳会バリ山行 アサバタ山に行ってきました。
総勢11人 平均年齢67歳のご老体を鞭打って急登にあえぎながら頂上を目指しました。

いつものように中濃庁舎に集合して3台の車に分乗し登山口を目指す。順調に進み9時ごろ到着。9時半には出発しました。
歩きだしてすぐにタラの芽、ウドの芽、ミツバが目に入り山菜好きのN田さんは興奮。帰りの収穫を算段してました。


杉の樹林帯を過ぎ尾根に取り付くと急登の連続。鎖場は3か所ほどあり前日の雨で足場も悪くゆっくりと登って行った。


中腹ではシャクナゲがお出迎え。白、赤と綺麗に咲いてました。これだけでも登って来た甲斐があるというもの。みなさん感動ものでした。


山頂は天気が良くひらけていたが、あいにく御嶽山、乗鞍岳は雲の中で展望は残念。ここで昼食後、みんなで山の歌を合唱。シジュウガラの鳴き声と競わんばかりに歌ってました。

下山は大変です。足場は悪く急降下は出来ず鎖に頼りながら慎重に降りていく。それでも足を滑らす人も出てきて緊張が走った。ゆっくりゆっくり下っていく。
足元に気を取られていると尾根を1つ間違えて下りそうになり慌てて戻り返す。

何とか無事林道に戻ったらみんなで山菜取りです。袋いっぱい取って帰る人も。

2022年05月22日

2022/05/07-08 陀羅仏小屋シリーズ 霧訪(きりとう)山(1305.67m) Ⅱ等三角点

陀羅仏小屋シリーズ
霧訪(きりとう)山(1305.67m)    Ⅱ等三角点
長野県塩尻市下西条       北小野 1/2.5万
令和4年5月7日(土)日~5月8日(日)
9名  CL 村松哲彦 五十川幸学 SL今峰正利 清水千恵子 高木基揚 長屋桂子 池田真由美 三宅一正 藤田純江

大町の陀羅仏小屋に泊まる日本山岳会 岐阜支部の恒例の山行行事です。

村松さんがリーダーで計画して下さった小屋泊り登山である。大町にあるスーパー『ザ・ビック大町店』に午後4時集合した。夕食・朝食の食材を調達した後陀羅仏小屋に向かった。新緑の中なつかしい小屋に入る。荷物の整理をした後、早速夕食の準備・鍋料理である。あっという間に出来上がり、宴会が始まった。この日は、国際山岳ガイドの山崎さんも泊られより賑やかになつた。飲みながら、いろいろな話で盛り上がった。6時から9時頃までしゃべりづめだった。何かと学ぶ事が多かった。

次の日は、女性たちは早々起き外に出て山菜取り、コシアブラ・タラブキなどほどほどに取った。朝食を食べ片付けをやり、7時に小屋を後にした。


足の悪い藤田と高齢の清水さんは、山に登らず、山の神自然園の散策をした。地元の方達が山周辺守ってくださっており、よく整備されていた。

 

 



森の中は貴重な植物が豊富で飽きることはなかった。特にたまらずの池の周辺は、フクジュソウの群生地でありびっくりした。ベンチの下に生えており、踏んでしまいそうである。セツブンソウの群生地を見つけ種をつけていた。水芭蕉・カタクリ・ササユリ・サイハイランなど山野草の宝庫であった。この様に登れない二人も十分楽しめた。

2022年05月07日

2022/05/04-05 唐松岳 (八方尾根 - 唐松岳 - 白岳 - 遠見尾根 周回)

日時 令和4年5月4日(水)5日(木)両日晴れ
1日目 中濃総合庁舎4:00=白馬八方尾根スキー場 ゴンドラ、リフト乗継
八方池山荘9:48ー13:19唐松岳頂上山荘14:05ー14:21唐松岳14:38ー14:54唐松岳頂上山荘(泊)
2日目 唐松岳頂上山荘6:21ー09:53白岳10:03ー10:50西遠見山10:59ー11:53大遠見山11:55ー12:30中遠見山12:44ー13:01小遠見山13:07ー13:43地蔵の頭13:45 ゴンドラ 白馬五竜岳スキー場=十郎の湯=中濃総合庁舎 
 
宿泊場所 唐松岳頂上山荘  富山県黒部市宇奈月町黒部

参加者 SL梅田直美、後藤久美、CL東明裕、林真由美、矢口重治、山田由紀子、山本善貴
ラテルネ山本孝子、ラテルネ山本宏


感想
1日目 
現地で五竜に車をデポして頂いた山本夫妻と合流し、白馬八方尾根スキー場から、ゴンドラとリフトを乗継、一気に標高1,800m地点へ
ケルンを通過するたび、山頂に近づき、右には白馬連邦が、左には五竜岳がどんどん間近に見え、振り返ると、火打、妙高など上信越の山々が見える素晴らしい稜線
風が強く、急登が続くと1歩1歩が重くなりがちですが、まだ隠れている剱岳が見たくて、心躍らせながら進みました。楽しみがあると足取りも軽くなるから不思議です。
まずは、岐阜支部の雪上訓練で講師をして頂いた瀧根正幹先生がいらっしゃる唐松岳頂上山荘へ
挨拶と受付をすまし、荷物をデポしていざ唐松岳山頂へ
山荘からも剱岳は見え、感動しましたが、唐松岳山頂からの360度のパノラマと間近に見える剱岳はさらに感動的でした。
たっぷり景色を味わった後は、山荘に戻り、宴会
風が強くて寒かったのですが、ツエルトも用意して頂き、外で宴会
剱岳が目の前という贅沢な場所で、同じ頂きを目指し一緒に登ってきた先輩方とお酒を飲む時間は格別でした。
宴会後はアーベントロートを楽しみ、夕食。
夜空にはオリオン座を探すのも一苦労するほどの多くの星が輝き、山荘に泊まったからこそ見える景色を味わうことが出来ました。

2日目 
まずは、ご来光とモルゲンロートを堪能
晴天でおまけに無風という最高の気象条件
凍っているとリスクが高くなるということで、ゆっくり目のスタート
時間に余裕がないので、五竜岳登頂は回避しましたが、遠見尾根を歩くルートでの下山
丑首は鎖も出ていたし、登山道には残雪はあるものの凍っている箇所はほぼなかったので、リスクは軽減されました。
白岳からの下りは雪が程よい状態だったので、楽しんで下ることが出来ました。
違った角度から見える五竜岳と鹿島槍ヶ岳を堪能でき、前日とは違った景色が楽しむ事が出来、素晴らしいルートを歩く事が出来ました。
西遠見山、大遠見山、中遠見山、小遠見山と山を越えるたびに、見える景色も変わり、飽きることのないこのルート、ずっとずっとこの尾根を歩いていたい気分でした。
地蔵の頭に近づいた時は一抹の寂しささえ感じました。
晴天の雪山は美しく、こんな素晴らしい景色を見せてもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
下山後、デポした車で、八方に駐車した車まで行き、五竜に迎えにきて頂き、
十郎の湯に入って、帰宅しました。

山の経験豊富な先輩との山行は、今シーズン学んだ岩綾帯、トレース、下山の歩き方、アイゼン、ピッケルの使い方をゆとりを持って発揮することが出来、雪山登山のしめにふさわしい山行となりました。
会の山行は年齢も違えば、山の経験値も違い、人生経験も様々。
新しい出会いもあれば、自分の知らない世界の話を聞くことが出来るし、ゆっくり山を楽しみながら歩くことが出来るので、新たな発見、知識、気付きを得る事が出来ます。
百の頂に百の喜びあり
今回の山行を通して、この言葉を身を持って体験したい気持ちが強くなり、
リスク回避できる技術と体力を身につける為に、日々精進し、安心安全に豊かな登山経験を積んでいきたいと改めて思いました。

2022年05月04日

2022/04/23-24 日本山岳会 岐阜支部 総会&懇親山行

 

日にち: 2022年04月23日(土)-24(日) [日帰り]
参加者: 35名
場所: 山崎屋旅館 & 大洞山

大洞山山行: S スタート地点 08:43 - 12:16 大洞山 12:35 - 13:53 ゴール地点

日本山岳会の総会と懇親山行でした。一年に一度の総会と懇親山行は若手から年配の方まで楽しめる良い企画だと思います。


本年度も日本山岳会 岐阜支部は行事が盛り沢山になりそうで、中々活況です。

総会後の宴会も楽しい。そのままロープワーク講習に発展し、なかなか熱い夜でした。

懇親山行は大洞山周回。雨の中でしたが、参加者との楽しい会話をたのしむゆっくり山行もたまには良いものだと思います。

 

 


準備は大変でしたが、滞りなくすべての行事が終わり、新しい一年に向けての日本山岳会 岐阜支部の活動のスタートがきることができました。


2022年04月23日

2022/04/16 岩場を安全に通過する訓練

 

日にち: 2022年04月16日(土) [日帰り]
参加者: 14名
場所: 伊木山北面の岩場

日本山岳会 岐阜支部にも新入会員が増えてきました。この夏の岩稜帯あるきの訓練も兼ねて伊木山で講習を行いました。
クライミングではなく、あくまで岩場を通過するための訓練のため、基礎的な内容を中心に行っています。
また、本年、指導員を受験予定の3名にも指導者として参加を頂いております。加えて中津川からも遭難対策の方にお手伝いをいただきました。



今回は登山中に危険箇所に遭遇した場合を想定しているため、ハーネスなどは使用しませんでした。
普段山に携行する、スリング120+60 X 2、カラビナ 環あり 1 + 環なし 2 で対応。ロープはリーダー装備として、パーティに一本という想定です。

今後、マルチピッチなどを目指す人はここが入り口になるため、基礎技術をしっかりと身に付けた上でステップアップして欲しいと思います。



当日のメニュー
ロープワーク(各種結び方の練習)
簡易ハーネスの作り方
トラバースルートの通過
オートブロックの作り方
オートブロックによる岩場の斜登高
懸垂下降
オートブロックを用いての伊木山稜線歩き

 

 



開始時と終了時には、全員の岩に対峙する能力が格段に上がっていると感じました。
良い訓練だったと思います。

2022年04月16日

2022/03/27 今西錦司記念登山 七七頭ヶ岳

山名:七七頭ヶ岳
参加者: 10 名

S 七七頭ヶ岳上丹生登山口 09:34 - 11:32 西林寺観音堂 11:32 - 11:39 七七頭ヶ岳 12:24 - 12:31 西林寺観音堂 12:31 - 13:44 七七頭ヶ岳上丹生登山口 13:44 - 13:46 ゴール地点G

本日は山岳会の今西錦司先生記念山行として先日、下見した七七頭ヶ岳に登ってしました。
参加者は10人と当初予定してた人数から半減近くになってしまいましたが、シニア会員が登山を楽しむ姿勢を身近で感じることができ、楽しい山行になりました。


9時頃、伊吹山は雲に隠れて暗い感じでしたが車中から虹🌈を見て明るい予感。
9時半頃登山口に到着しても曇っていましたが午後迄には晴れるだろう。

シニア山行はのんびり登り、まわりの景色をじっくり味わえます。おかげで今年初のイワウチワも見つける事が出来て嬉しい😃


山頂は快晴で暖かく、雪野原のなか楽しい昼食がとれました。T支部長のハプニングで場は盛り上がり和気あいあい。


下山は快晴のなかマイペースなTさんに気を遣い、ゆっくり山を眺めながら楽しめたかな。

帰りには自然豊かな山でしか見られない花たち🌸が咲きほこる護国寺に寄り道して楽しい時間を過ごすことが出来ました。


シニア会員さんに感謝です🌝

2022年03月27日

2022/02/26 荒島岳: 日本山岳会 岐阜支部 三百名山 雪山山行

 

日にち: 2022年02月26日(土) [日帰り]
参加者: 13名

S勝原スキー場跡07:02 - 08:32トトロの木08:33 - 09:17深谷ノ頭 - 09:55しゃくなげ平 - 10:38もちが壁10:43 - 11:13前荒島 - 11:32荒島岳12:22 - 12:33前荒島12:34 - 12:50もちが壁- 13:51しゃくなげ平14:04 - 14:25深谷ノ頭 - 14:42トトロの木 - 15:24勝原スキー場跡 - 15:30ゴール地点G

日本山岳会百名山企画で荒島岳に登った。荒島岳には既に以前登っているが、雪の季節とはまた趣が異なり、日帰りで登りやすい山のため、再度企画に組み入れた。この日の天気は快晴、眩しい太陽と視界を遮るもののない雪稜を進んだ。

荒島岳はもちが壁までは、美しいブナ林を進み、そこを超えた辺りから展望が開ける。すべての行程が美しい山行だ。今回は白山をはじめ、両白山地が非常に綺麗に見える絶景であった。

山頂からは360度の展望が開ける。今年は積雪が多いのか標柱も神社も埋まっていた。人気の山あって、山頂は人で大賑わいた。

往路をもどったが、途中シリセードなどを交えて談笑の下山だった。

下り、シャクナゲ平の手前でロープワークの訓練を行った。先週の西穂訓練のおさらいをしたわけだが、だんだん少しずつ皆に技術の伝承ができているので良いと思う。このような技術伝承の企画も同時に行いながら山行を続けていきたいと感じた。

2022年02月26日

2022/02/19-20 雪上訓練 西穂山荘周辺

 

日本山岳会岐阜支部では最近、入会者の増加に伴い、新たに雪山や岩にチャレンジする人たちが増えてきた。基礎的な知識を身につけ、次へのレベルアップをしたいという人たちの要望に答えるため、この冬は2回の訓練を実施した。今回は、包括的に基礎レベルを向上させるトレーニングとした。


雪山に登る訓練を 瀧根正幹先生にお願いした。K2 クライマーであり、山岳ガイド、そしてプロフェッショナルへの訓練企画・実施を行うことでも有名なカリスマ講師の講習は中身の濃いものであった。


中身の濃い訓練は、普段に我々が行う訓練の何倍もの効果がある。今回は訓練の行きと帰りで、はっきりと参加者の上達度合いが確認できた。加えて、山に対する対峙の仕方や自分たちの目的・目標の定め方など、山のみならず人生に通ずるお話を聞くことができて、勉強となった二日間であった。


今回行ったカリキュラムはいくつかあったが、最も重要なのは、雪山の歩行技術の基本であったと思う。アイゼンはクラストした雪質や岩稜帯では必要だが、軟雪ではつける意味がない。またアイゼンをつけて歩くと、それに力を底上げされて誰でも登れてしまうため、正確な歩行技術を身につけることが難しい。よって、ノーアイゼンで西穂山荘を往復し、雪山をしっかり投下降できる技術を身につけることができたことが良かったと思っている。アイゼンでの歩行技術は基本的にこの延長線上にある。


滑落停止訓練を行ったが滑落停止訓練の要諦は、滑落して止めることではなく、第一に滑落につながる転倒をしないこと。そして、転んだ場合は滑落開始前に瞬間に止めることであることを全員に学んでもらった。実際に自分も滑落したことがあるが、止めることは難しいのでここがポイントだ。


また間違いが多い、ピッケルの持ち方や使い方、上り下りでの持ち替えの仕方など、ギアの使い方全般をご指導いただいた。


その他、学んだことは多岐に渡った。
>積雪期テント泊技術
>ラッセル技術
>ロープワーク
などなど。


今回で基礎的なベースが大分揃ったと思う。教える側の難しさは、全員がある程度のレベルに到達していないと、次のレベルへの研修に進めることができないため、どうしても個別の対応になることや自習に頼る事になってしまうことだ。YouTubeなどの動画も役には立つが、体系化された正しい技術を学ぶことが難しい。包括的にレベル上げができるこのような訓練は定期的に行わねばならないと感じた。


お天気は良くなかったが、研修には荒天のほうがいいと思っている。天気の急変の際、慌てることなく対応できる経験になるだろう。


テントでの宴会も楽しかった。飲みすぎてしまったのでいかんが、酒の上の席も質が高かったので本当に勉強になった。

2022年02月19日

2022/02/06 例会山行 釜ヶ谷山

山名:日本山岳会 岐阜支部 例会山行 釜ヶ谷山
日にち: 令和4年02月06日 日曜日
参加者: 7名


前日からの大雪により参加者が16名から7名に減少したため1グループで行動した。当初は現地駐車場集合の計画だったが、現地までの雪道が心配されたので伊自良湖手前のフラワーパークに集合し、一部の車を駐車して現地に向かった。

登山口までの道路でも積雪が40cnほどあり先を心配しながらも、先頭者がグイグイ進みなかなかついていけない。途中木が大きく倒れていて登山道がわかりにくいところがあったが、道中に点在する観音様を頼りに進むことができた。展望台で休憩し、奥の院でほとんどの人がワカンを装着した。その先はさらに雪が深くなり先頭者を順に交代しながら登り続けた。

竜神コースの分岐を通過し11:10頃山頂に到着した。40分程昼休憩したのち、当初の計画ではやまびこコースを周回する予定であったが、登りでかなりの体力を消耗していたことと、積雪がさらに深いことも想像され、下山時刻が大幅に遅くなりそうなことから、同じ道を下山した。

13:40頃無事駐車場に下山し解散した。

2022年02月06日

2022/01/22 雪上訓練&百名山企画 伊吹山

山名:日本山岳会 岐阜支部 百名山企画 伊吹山 & 雪山訓練
日にち: 令和4年1月22日 土曜日
参加者: 11名


日本山岳会岐阜支部 百名山企画で伊吹山へ。伊吹山には既に登っているが、冬にまた登り直すというものもなかなか良いものだと思う。日帰り雪山は奥美濃の山で十分楽しめる。
今日は素晴らしい快晴の中、素晴らしい景色と楽しい仲間たちと山行を楽しんだ。今年は雪が多く直通する機会が非常に多かったので、楽しい山行となった。

冬は夏とは違う直登の道を通る。苦しいが登り甲斐がある。山頂からの景色は抜群で、奥美濃の山々、白山、御嶽山、乗鞍岳、恵那山、北・中央アルプスの山々がとても綺麗に見えた。

今日は新人の雪山講習会を兼ねていたので、雪山の歩き方、ピッケルの使い方、アイゼンの使い方とともに滑落停止訓練を行った。年に数回はきちんとした訓練をして、安全に登山ができるような体勢を整えていかなければいけない。これからも山行とともに技術を向上する企画を続けていく予定だ。

2022年01月22日

2022/01/14-15 岐阜支部新春懇親会とボンテン(犬の尾)山行

山行名  1月例会山行

山 名  ボンテン(犬の尾)(617.6m、二等三角点)
タカンジョ(573.2m、四等三角点)
山 域  関ヶ原町今須

日 時  令和4年1月16日(日)(晴れ)

参加者  8名

行 程  8:00    美濃国分寺駐車場 集合、出発
8:20~8:40 下明谷集落車止
9:25    ゲート
11:50     ボンテン山頂
12:00~12:50 鉄塔下(昼食)
13:30~13:35 タカンジョ山頂
15:05~15:15 車止
15:35     美濃国分寺駐車場 解散

山行内容 

今年の多雪により、楽しいワカン山行となった。関ヶ原に入ると雪が出てきて、今須の最奥の集落、下明谷ではかなりの積雪。獣防止柵を通り少し先の墓地までは除雪してあるが、その先は全くの処女雪、ワカンを装着する。ゲートから先、旧道を行くか林道を行くか悩む。旧道は峠の手前山腹のトラバースがあるので止めにして、林道を行く事にする。

50㎝ほどの積雪。ワカンで沈むのは15~20㎝。林道は距離が長く、なかなか進まない。先頭は主に若手の2名。よく頑張ってくれた。山頂まで3時間少々、天気に恵まれそれなりに面白い雪上歩行だった。


下りはタカンジョに寄り道し、林道に戻ったところでワカンを外す。登りに8人で踏み固めたルートはツボ足でも十分歩ける状態だった。昼前に降りてきて松尾山や岩倉山に回ろうという考えは夢のまた夢で、1山で十分満足して帰途についた。

2022年01月16日

2021/12/18-19 百名山企画 雲取山

百名山企画で雲取山へむかう。一泊山行。今回の山行は、新人の雪山テント訓練を兼ねていたので、テント組と小屋組みの2編成となった。

参加者12名。

今回のルートは、鴨沢からはいり七ツ石を経て稜線沿いに山頂を目指す。山頂直下の避難小屋が素晴らしいロケーションで心惹かれるが、今回は会の山行なので雲鳥山荘へと下り幕営と小屋に別れた。

幕営組は-10度の気温の中だったが、意外と暖かく過ごすことができた。宴会も楽しく、なかなか良し。小屋組はぬくぬくこたつの素晴らしい環境で過ごしたとのこと。

雲取山山頂からは、夕陽・朝陽・東京の夜景と時間とともに移り変わる景色を楽しむことができる。2日間の快晴に恵まれ、参加者の足取りも軽く、楽しい山行であった。

 

 

2021年12月18日

2021/12/15 平日山行 上高地散策

Sスタート地点09:2 609:42太兵衛平 09:57大正池10:07 - 10:28田代池10:30 - 10:49田代橋 - 10:53上高地温泉ホテル10:54 - 10:58ウェストン碑 - 11:11上高地公園活動ステーション11:12 - 11:21河童橋12:11 - 12:12無料トイレ12:13 - 12:18上高地バスターミナル - 12:27上高地帝国ホテル - 12:51大正池 - 12:52ゴール地点G

日本山岳会岐阜支部も平日のお休みの人が増えたため、平日山行企画を立ち上げています。本年度はテストということで少人数で行っていますが、次年度からは計画に組み入れて行きたいと考えています。

さて、今回の山行は「冬の上高地散策」。ほぼ平地のため、山行では無いかもしれないが、冬の上高地を歩くための知識を蓄えるという意味で練習も兼ねて散歩に行った。

路線バスを使用し、平湯温泉から中の湯(釜トンネル手前)まで移動。普段はバスで通過する釜トンネルを歩く。お天気は冬型の影響を受け、曇りと雪であったが、時折見せる青空と雲間からの光が幻想的であった。霞沢・六百山・明神岳が雪化粧した姿を見せる瞬間もあった。

会の山行なので、お天気については皆色々と思うところがあるかもしれないが、個人的には快晴より冬の鈍色の空から時折見せる青空の感じが好きだ。14:20分のバスまでに中の湯に戻り、平湯でお風呂に入って帰路についた。

2021年12月15日

2021/12/12 例会山行 山本山 賤ヶ岳 縦走

余呉湖から賤ヶ岳(421.1m)、山本山(324.4m)縦走

〔タイム〕美濃国分寺7:00=道の駅 湖北みずどりステーションで車をデポ=余呉湖観光館9:05
9:45大岩山9:45ー10:55賤ヶ岳10:55ー12:00湖北丸山12:00ー12:30有漏神社・赤尾分岐12:30ー12:40磯山城跡分岐12:40ー13:00阿曽津千軒分岐13:00ー14:10山本山14:10ー14:45山本山登山口バス停14:45ー15:00湖北みずどりステーション15:00=17:00美濃国分寺(解散)

 天気予報では最低気温6.8℃、最高気温13.4℃で曇り、夕方から雨が降る確率があがる予報であった。快晴の絶景を望むことはできないが、楽しく登れるといいなと思った。また雨に降られることなく下山できるといいと思った。今回の山行では新メンバーも加わりり23名の大人数の参加となった。


 5台の車両で移動、道の駅で1台の車両をおいて余呉湖観光館にある登山口に向かった。2つのグループに分けての山行。


 午前9時、登山開始。登山口では風はなく、無風で肌寒いものの少し動けば暖かさを感じる程度で12月中旬としてはとても良い気温だった。しかし、ガスも濃く、曇り空で山頂での絶景はやはり期待できそうにもない。
 道は整備されていて歩きやすかったが、紅葉の後で落ち葉が多くあり水を多く含んでいるため所々滑りやすい箇所があった。私はまだ新米なのでフラットフィティングを意識しないといけない。
また、足を揃える癖があるので、裾が泥で汚れるゲイターを履けばよかったと思った。
ゆっくり賑やかに話をしながら登ることができた。なめ茸や猪が餌をあさった後などを教えていただき楽しい時間を持つことができた。この地域は歴史的に合戦があった場所で道中所々に説明が掲げてあった。(私は歴史は苦手ですのでこの程度で、、、)


 賤ヶ岳山頂は、リフト(11月まで)で登ることができるようで、開けた展望広場になっていた。
ここで、琵琶湖と余呉湖を展望できるはずだったが、予報通りの曇りとガスで全く見えない。ここで全員で記念撮影!小休憩後、琵琶湖を右にして山本山まで稜線をいく。


途中、濃い霧の奥に琵琶湖は見ることができました。霧の中から奥にある山々が浮かんで見えるのは幻想的な風景でもあった。12時、昼食休憩をとり14時、山本山に到着。途中、古墳群案内掲示がありこれもあれも古墳なのだろうかと思いながら歩いた。12時45分、宇賀神社で下山し道の駅まで皆で話しながら歩いた。

 新メンバーも含め大人数の参加で、最初、車両の1台が直接登山口に行ってしまうトラブルがあったものの山行自体は、リーダー、サブリーダーのおかげでまとまりのある行動ができ事故もなく楽しい山行でした。
 次に来る時は天気の良い日に琵琶湖と余呉湖の絶景を見てみたい。

2021年12月12日

2021/11/21 百名山企画 大菩薩嶺

今日は日本山岳会岐阜支部の 百名山企画で大菩薩嶺へ。朝の気圧配置を読み、晴れる時間を待ってから時間を合わせて山行開始しました。
大菩薩の山頂の景色は実に素晴らしい。ここは富士山を楽しむ山だ。参加者全員感動していました。
帰りに勝沼のワイナリーをいくつか巡り、良さそうなワインを見つけたので一本買って帰りました。年末に息子と空けよう。
日本山岳会、岐阜支部も人数が最近すごく増えてきたので、遠征に行くにも人がいっぱい増えて楽しくなって来ました。いい感じだなと思います。

 

 

2021年11月21日

2021/11/20 公事業 権現の森作り 芋煮会

今日は小津権現山の森作りに初めて参加させて頂きました。
9月の森作りは仕事で参加できなかったので今度は参加できてよかったです(芋煮会がひそかに楽しみでした😁)


日本山岳会岐阜支部が小津権現山に登山道を作って整備をして森を守ってるとのことを初めて知りました。
そんな素晴らしいことをしていたんですね!これからは時間を見つけて参加させてもらおう!


と言いつつ、今日は特に何もお手伝いをせず頂上まで登らせて頂きいい汗をかかせて頂きました。その後はみんなで鍋を頂きこんなに食べれるの~?と言いながら最後のスープまでしっかりと飲み干しました。
お腹いっぱい食べたのち、コーヒーにおやつも頂き森作りのお話をいっぱい聞かせて頂きました。

 

 

2021年11月20日

2021/11/13 山岳講演会 日本山岳会 岐阜支部

昨日は日本山岳会岐阜支部の山岳講演会。100人を超える参加者を集め、大盛況でした。


講師には、朝日新聞山岳専門記者の近藤幸夫氏をお招きしました。

南極-北極探検・ヒマラヤ・イエティと尽きることないお話しで楽しい時間を過ごせました。とにかく、イエティを真剣に学術的に探しに行く話が面白すぎる。


その前日と打ち上げの飲み会が最高。やはり山の話は飲み会あってのものですね。

2021年11月13日

2021/11/07 バリエーション山行 ドウノ天井

11月バリエーション山行 ドウノ天井 
期日 11月07日(日)


ドウノ天井例会山行終わりました。登り始めの危険な急登、大変でしたが、無事登れてよかったです。

帰りは長い道路歩きとなりましたが、安全第一、納得です。

紅葉も綺麗です♪ 天気も最高!とても 11月には思えませんでした。


山頂での 景色も素敵でしたね~癒されます♪

下山は 林道で! 飽きる程長かったですが😅

今日も楽しい、嬉しい山行ありがとうございました

 

 

2021年11月07日

2021/10/27 平日山行企画 三ノ峰~紅葉山行

さて、最近は平日しかお休みが取れないという会員も増えてきたので、平日山行を立ち上げました。

 

三ノ峰と刈込池。しかし、今年は刈込池の紅葉場まだまだなので、三ノ峰のみの山行としました。この日の昨日の時点では三ノ峰登山道は大体1300 M ぐらいから色付き始めでした。

山頂では一時ガスにまかれたが基本的にお天気は良く、語らいの楽しい山行であった。三ノ峰のコースは初めての人も多く、山深さに感動していた。

新人の女の子がまだ山に慣れておらず、随分と疲れていたが、なんとかエスコートをして山頂まで行けたのでこれもまた良かった。山頂ではツェルトの使い方講習会。ツェルトがあると、気温が低くても中はすごく温かいので、緊急装備として必携。体験してもらえて良かったなと思っています。

2021年10月27日

2021/10/09-10 百名山企画 鳳凰三山

日本山岳会 岐阜支部の百名山委員会での鳳凰三山。

ちょうど紅葉にドンピシャで、前はテン泊で来たのでテン場争奪戦のため、滝巡りをする時間がなかったけれど、今回は小屋泊だったので、のんびり滝を巡りながら鳳凰小屋へ。

 

 


めちゃくちゃ楽しい宴会の翌日の日の出はオベリスクを途中まで登ったところから見ました。
富士山と雲海で、感動の日の出とブロッケン✨✨
これでこの日のお天気運は使い果した💦

 

 


この後の高嶺からずーっと稜線歩きは、ほぼほぼガス。が、たまーにガスが切れてオベリスクか北岳の稜線がチラ見できたので、よしとしましょう。

ガスガスだったけれど、みんなの顔は太陽よりまぶしい笑顔で、写真を見返して楽しかった感を再び味わっています。みんなの笑顔が尊い。

2021年10月09日

2021/09/23 小津権現山の森作り

今日は小津権現山の森作りを行いました。10年に渡って続く日本山岳会 岐阜支部の公益事業です。
今回は、登山道の修復と防獣ネットの補修がメイン。

獣害ネットの補修中。

今日は作業とは別に色々と趣向も凝らして、ご飯持ち寄ったり、お茶を楽しんだりとなんだか素敵な一日でした。

山頂まで登山道を修復いたしました。


作業の内容を説明してもらっています。

朝は雲海がとてもきれいでした。

小津権現山から花房山。奥美濃には美しい山がある。

小津権現山は岐阜の秀峰。素晴らしい山です。この美しい山を守り続ける日本山岳会 岐阜支部の活動に誇りを感じました。

2021年09月23日

2021/09/20 天蓋山

さて、シルバーウィーク三連休は百名山企画で飯豊に行く予定であったが、緊急事態宣言が出て台風が来たので中止となってしまった。会の規定では、岐阜県か目的地の山に緊急事態宣言が出た場合は、県内の山に変更ということになっている。


ということで、小秀山に月曜日に登ることにしたが、朝集合したら雨。しかも中津川の天気は一日悪そうだ。

北はお天気まだ良さそうということで、山之村の天蓋山に向かう。天蓋山自体いい山だが、山之村の風景もまたのんびりしていて最高なのだ。


 

飯豊山は3年連続で台風とコロナ禍の影響で実施できていない。来年こそは行きたいな。しかし天蓋さんのような仲間とのゆっくり山行、こういうのもまたいいものだと思った。


 

2021年09月20日

2021/08/27-28 & 09/05-06-07 西穂ー奥穂 ジャンダルム

西穂高岳-奥穂高岳縦走

東明 裕 記
1日目 山行 3時間4分 休憩 1時間53分 合計 4時間57分
S西穂高口 08:29 - 08:47 旧ボッカ道分岐08:49 - 09:15西穂山荘09:18 - 09:28西穂丸山09:34 - 10:05西穂独標10:16 - 10:23ピラミッドピーク10:37 - 10:42チャンピオンピーク4峰10:48 - 11:03西穂高岳11:22 - 11:23P111:31 - 11:37赤岩岳11:55 - 12:31間ノ岳12:36 - 12:46逆層スラブ13:07 - 13:20天狗岩 - 13:26天狗のコル泊
2日目 山行 6時間2分 休憩 1時間25分 合計 7時間27分
泊天狗のコル05:24 - 06:39ジャンダルム06:49 - 06:54ロバの耳07:06 - 07:07馬の背07:26 - 07:32奥穂高岳07:41 - 08:11穂高岳山荘08:13 - 08:44ザイテングラート08:51 - 09:02パノラマ分岐09:05 - 09:19涸沢小屋09:22 - 09:24涸沢09:32 - 09:51Sガレ - 10:02大崩落地10:03 - 10:27本谷橋10:29 - 10:55横尾岩小屋跡10:56 - 11:07横尾11:14 - 11:41新村橋 - 11:49徳澤園11:50 - 12:20徳本口 - 12:23明神館 - 12:46小梨平 - 12:50河童橋12:51ゴール地点G

今年の長雨で岐阜支部の西穂-奥穂(ジャンダルム)山行が延期になったので、27-28日に実施することにした。しかし、参加者がいなくなってしまったので、結局ソロになってしまった。西穂-奥穂。
日本で一番難しい縦走路と言われているがあくまで一般道の範疇であり、バリエーションと比べるとよく整備されていて鎖もペンキもある(ただ、間ノ岳だけはいつもいやらしい所だと思う)。
尾根線のビバーク山行なので、水を5L持っていったが、こいつが足かせとなって疲れる疲れる。
ビバーク地の天狗のコルには13:30について、先に行こうかどうか悩んだが、水を消費したかったので酒のんで本読んで寝ることにした(酒も重い)。
27-28AMは約束された好天なので、景色は最高だ。ジャンダルムで会った3名の方と景観で盛り上がり、ブロッケンで大盛りあがりだった。
一人山行は自由に時間がとれてこれはとてもいいものなのだ。



 

 

矢口重治記
9月5日(日)
深山荘無料駐車場10:00着 新穂高ロープウェイ経由西穂山荘12:00着。独標までピストン。
日中は晴天。 夕方から雨。 夜半は満天の星。
9月6日(月)
西穂山荘4:00発⇒独標5:00⇒ピラミッドピーク5:25⇒西穂高岳6:00⇒天狗のコル8:50
⇒ジャンダルム10:30⇒馬の背(ナイフエッジ)12:00⇒奥穂高岳12:30⇒穂高岳山荘13:15
9月7日(火)
ご来光5:21 穂高岳山荘5:30発⇒涸沢山荘6:50⇒横尾・徳澤・明神⇒上高地11:30
上高地バス⇒平湯温泉バス乗り換え⇒新穂高温泉⇒深山山荘駐車場

今夏の北アルプスの山小屋は、新型コロナウイルス対策の為に、宿泊及びサイト場は完全予約制であり、週末は満杯につき予約が取れない。それならばと、当初4人天狗のコルでビバークの計画が立てられたが、日程調整付かず、日曜スタートで二人でのテント縦走としたが、運よく小屋泊が取れたので、二人小屋泊となった。しかし、都合により同行者がキャンセルとなったために、小屋泊単独縦走となった。日曜発としたために、深山荘の無料駐車場も使えたし、小屋も空いていた。
ジャンダルム越えルートは縦走者も少なく、西穂方面からは約5名、奥穂方面からは6名だけであった。渋滞することもなく、他パーティーの落石を心配することもなく、マイペースでゆっくりと歩くことができた。ジャンダムの天使様には6年振りにお逢いできた。天候は概ね落ち着いていたが、最難関のロバの耳と馬の背(ナイフエッジ)に差し掛かった辺りから、雷強風あられに苦しめられた。約1時間荒れた。気温も一気に下がった。予備の防寒具が役立った。嵐が去った後には涸沢方面にはダブルレインボーが現れた。穂高岳山荘のラーメンを食べ持参した焼酎をチビリチビリやりながら読書してのんびり過ごした。乾燥室で濡れた衣類を乾かした。サイト場は1張りだけだった。小屋内は、大声で話すパーティーも大声で山自慢する客もおらず、本当に静かだった。
最終日はご来光を拝んでから下山した。朝食代わりのお弁当は郷土食「朴葉寿司(鮎の甘露煮付き)」だった。うれしい心配りである。上高地からは平湯温泉行バスに乗り、平湯温泉からは新穂高温泉行バスに乗り換え、深山荘駐車場に戻った。

今回は4回目のジャンダルム超えでしたが、結果的ではあったが週末の混雑を避けたのは大正解だった。次回もこのルートを踏破する時は、週末の混雑は避けようと思う。

西穂高岳(2909m) ここから難所が始まる        

岩の殿堂 高度感が凄い 

間ノ岳  ここも超えて来た

6年振りのジャンダルムの天使様

左側から2番目がジャンダルム

岩稜帯に残った「あられ」

遠くは槍ヶ岳まで     

涸沢山荘と北穂高岳 紅葉時期にまた来たい      

2021年08月27日

2021/08/01 沢登り - 乗鞍岳西面 長倉本谷 - 高山市朝日町

期日:8月1日日帰り
場所:乗鞍岳西面 長倉本谷
参加者:14名

JAC岐阜支部(山田・窪田・矢口)3名は中濃総合庁舎にて6時集合。一般道経由、高山市朝日町「あさひ道の駅」で全員合流。本日は猛暑日であり沢日和だ!自己紹介後、カクレハ高原キャンプ場を超えて未舗装の長倉林道三ツ滝駐車場まで移動し、ここで沢道具を装備する。木下リーダーより本日の行程および注意点を受けた後、即入渓点に移動する。

 

 途中人工堰堤の巻きが三カ所あった。癒し系あり、クライミング系あり、かなりの「へつり」あり、懸垂下降あり、短めながらも楽しめる沢でした。皆さん沢慣れしたメンバーばかりなので会話も弾みます。わざわざ流れのきつい所を攻めるのも楽しいものです。最後はゴルジュの滝を見て終了。短い遡行でしたが色々遊んで楽しく過ごせました。飛騨の沢には「ヒル」がいないのが有難い。また衣服も匂わないのも助かります。今回の遡行終了点から先は大滝の連続らしい。是非、一度は覗いてみたいものである。

 


本日は、飛騨山岳会のベテラン3名のサポート役が付いてくれており感謝の至りです。
 飛騨の沢登りでは、いつも木下先輩に「おんぶにだっこ」の状態です。次回は3団体の企画による懇親沢登りをしようとの提案もあった。是非実行したいものである。

2021年08月01日

2021/07/23-24-25 百名山企画 東北遠征 鳥海山 岩手山 八幡平

東北遠征 1日目
S鉾立05:30 - 05:37鉾立展望台05:38 - 06:34賽の河原 - 07:05御浜小屋07:16 - 07:34御田ヶ原07:35 - 07:43御田ヶ原分岐 - 08:11七五三掛08:12 - 08:19外輪山・千蛇谷分岐08:2509:34御室09:56 - 10:16鳥海山10:52 - 11:22七高山11:24 - 11:53行者岳11:54 - 12:00伏拝岳12:09 - 12:24文珠岳 - 12:45外輪山・千蛇谷分岐12:51 - 12:54七五三掛 - 13:09御田ヶ原分岐 - 13:18御田ヶ原13:19 - 13:30御浜小屋13:41 - 14:06賽の河原 - 14:45鉾立展望台14:47 - 14:49鉾立14:57 - 14:59ゴール地点G
鳥海山はもう、素晴らしい一言の山だった。こんな素敵なところと知らず行程に入れたが、花あり、残雪あり、山は雄大で歴史深いと良いことずくめ。日本海が西に広がりお天気が崩れやすいので天気読みが難しい。我々も時折ガスに巻かれたが、素敵な山行だった。

 

 

 

 

 

東北遠征 2日目
S馬返しキャンプ場05:32 - 05:590.5合目06:14一合目06:21 - 06:45馬返しコース2.5合目分岐06:46 - 07:13旧道四合目07:21 - 08:02駒鳥清水08:03 - 08:19旧道六合目08:24 - 08:42七合目08:46 - 08:54八合目避難小屋09:13 - 09:29不動平避難小屋 - 09:33不動平 - 10:01焼走り分岐 - 10:07岩手山10:29 - 10:46岩手山神社奥宮10:47 - 10:53妙高岳11:01 - 11:06岩手山神社奥宮 - 11:24不動平 - 11:40八合目避難小屋11:56 - 12:04七合目12:05 - 12:23旧道六合目12:29 - 12:38駒鳥清水12:44 - 13:10旧道四合目13:19 - 13:39馬返しコース2.5合目分岐 - 14:01一合目14:09 - 14:200.5合目 - 14:44馬返しキャンプ場14:49 - 15:07ゴール地点G
さて、この日は大朝日岳に一泊装備で登る予定であったが、前日の鳥海山で皆が疲れ切ってしまったので、目的地を変更した。今回のチームリーダーが岩手大学 ワンゲルの出身であったので、岩手山と八幡平の日帰りに照準を切り替えた。
前日の岩手山は夜遅くのため、山容が見えずその規模も全くわからず。また、下調べもまったくなかったため、行程すらもはっきりしない。登り始めもガスで、どの程度の山なのか検討がつかなかった。
登ってわかる岩手山の大きさ。疲れ切って転身したが、この山もなかなか手ごわいのでないの?暑い中、エネルギー切れのメンバーが続出する。
8合目までくると素晴らしい山荘のこれまた素晴らしく美味い水に癒やされ、回復し、一気に山頂に詰め上げた。富士にたとえられるというがコニーデ式の火山は雄大であった。しかし、岩手山は岩手山としての風格があり、素晴らしい山歩きを楽しめた。
リーダーがその昔担ぎ上げたいう、内輪山、妙高山の岩大慰霊碑を訪れた。人と山に歴史ありと感じた山でした。
岩手山、素晴らしい山でした。

 

 

 

 

 

東北遠征 3日目
S八幡平山頂レストハウス04:25 - 04:29鏡沼分岐 - 04:35見返峠 - 04:40ガマ沼04:42 - 04:51八幡平04:58 - 05:03ガマ沼 - 05:08陵雲荘05:10 - 05:23源太分かれ - 05:42見返峠 - 05:46鏡沼分岐05:47 - 05:52ゴール地点G

さて、プラン変更後の山行、第2弾(東北遠征第3弾)は八幡平。まったくノーマークで下調べせずに向かった。リーダー曰く、八幡平は山ではなく、おまけに観光地ということで、岐阜に帰着の前にささっと山頂から朝日を拝んで帰るつもりであった。
しかし、八幡平、朝日に輝く湿原は妙々たるもの。朝露に濡れたチングルマとワタスゲの綿毛が湿原を一面多い朝日に輝き、その麗美なことは筆舌に尽くし難い。
おまけに訪れた感の八幡平から強すぎる感銘をうけ、ささっとは下山できなかった。湿原を一周回って朝の湿原散歩を十二分に堪能した。

 

 

 

 

 



東北の山の美しさに深い感銘をうけた。また訪れる日は近い。

 

2021年07月23日

2021/07/18 自然観察会 - 六厩湿原/ひるがの湿原植物園/分水嶺公園

期日:7月18日(日) 日帰り
参加者:15名

長良川河川敷駐車場にて7時集合、4台に分乗して美濃ICから荘川ICまで走り、道の駅にて現地集合組と合流する。講師は元愛知教育大学教授でランの分類では世界的権威である市橋正一先生。参加者は植物に詳しいベテランさんばかりだ。


最初に六厩湿原に行く。狭い湿原ながら貴重種が多いとの事。湿原観察には長靴が必需品だった。私は湿原内部に足を踏み入れることには躊躇した。次にササユリ自生地を訪れた。ササユリのピークは過ぎていたが、樹齢2000年以上と言われる国指定天然記念物「治郎兵衛のイチイ」の大樹を拝んだ。この園地で小休止を取り全員自己紹介をした。周辺の民家の庭にはいろんな草花が植栽されており、これらを鑑賞するのも楽しかった。次に、ひるがの湿原植物、分水嶺公園をゆっくり歩いた。最後には夫婦の滝を見学してから帰路についた。


 

 

観察した植物種は、シロチドリ、ビッチュウフウロ、ササユリ、オカトラノオ、キツリフネ、オオバギボウシ、キンラン、シモツケソウ、ウバユリ、ママコナ、スイレン、ヒツジグサ、コウホネ、コバイケイソウ、ノカンゾウ、コオニユリ、etc、etc、、、 。
猛暑日であったが、講師先生の軽妙な解説を聞きながら植物観察は楽しかった。高山植物についてはそれなりに知っているつもりでしたが、知らない事ばかり。大変勉強になった。プライベート観察会のお誘いも頂いた。季節を変えての観察会も楽しみである。

2021年07月18日

2021/06/27 講習会 地図ナビ山行

今回の講習ではスマホアプリでも地図が読めるように、前半は座学で読図の基本から地形図の見方、実際の地形との違い、ベアリングを用いたコンパスナビゲーションを確認したのち、スマホアプリの説明に移行した。

 

 

後半は実際のフィールドで用意した課題を読図でこなしながらスマホアプリで答え合わせをしながら操作方法を学んでもらいました。

 

反省点としては、スマホアプリの話になるといつもヤマップが出てくるので今回はアプリを限定しないで講習を進めるつもりだったが、各アプリの特徴を説明すると、村松ガイドの推奨もあったせいか?全員がジオグラフィカを用意したためそれを使用することになった。次回も有るなら最初からジオグラフィカ指定でおこないたいと思う。

2021年06月27日

2021/06/20 百名山企画 美ヶ原・車山

美ヶ原: 三城いこいの広場 07:39 - 08:08 広小場 08:22 - 09:35 茶臼山 09:48 - 10:44 塩くれ場 10:50 - 10:55 美しの塔 10:59 - 11:05 塩くれ場 - 11:34 烏帽子岩 11:41 - 11:57 美ヶ原 12:07 - 12:08 王ヶ頭ホテル 12:17 - 12:32 王ヶ鼻 13:34 - 14:03 烏帽子岩 - 14:14 塩くれ場分岐 14:15 - 14:44 広小場 14:47 - 15:06 三城いこいの広場

車山: 車山肩駐車場 15:58 - 16:23 車山山頂 - 16:24 霧ヶ峰 16:33 - 16:34 車山山頂 - 17:11 車山肩駐車場

岐阜支部の百名山企画で美ヶ原高原と車山へ。本来の予定では浅間山山行であったが、浅間山の噴火警戒レベルが2まで上がり、前掛山への登山ができなくなったため、目的地の変更となった。

美ヶ原高原・車山ともに百名山である。しかし、その行程は他のどの山とも異なっている。なだらかな高原状の地形が続き、山行というよりは高原を散策するイメージに近い。
両山とも車のアクセスが良すぎるため、人が多いことは少々残念ではあるが、それでもその景観の美しさは比肩するものがなかなかない。

美ヶ原高原は三城いこいの広場からスタートし、まずは茶臼岳へと登った。谷沿いのがれた登山道を行く。朝の天気はガスがかかり少々雨模様であった。しかし、昼からは晴れの気圧配置のため、晴天を信じて進む。

 


茶臼山・美しの塔・王ヶ頭と歩をすすめるが、ガスが全く晴れる気配がない。ほぼ景観を諦めて王ヶ鼻まで進むと突然ガスが切れて視界が広がり、松本の町並みが目に飛び込んでくる。

 


北アルプスや南アルプスは雲に覆われて山座を見渡すことは叶わなかっったが、我らが乗鞍岳のみ雲から晴れてその容態な山容を楽しんだ。

美ヶ原から下山後は車山へ。夕焼けの車山からの景色はこれ又別格だ。雲が晴れ、全山その姿を表した八ヶ岳の峰々の景色を楽しみ、夕方の高原散歩を楽しんだ。


 

 

高原散歩とはいえ、トータル22kmを歩くロング山行であったが、美しい景色の中、全員の足取りは軽かった。

2021年06月20日

2021/06/13 例会山行 経ヶ峰

6月例会登山 経ヶ峰(819.3m 二等三角点)

山行日は昼前後から小雨との予報が出ており、中止か決行かの判断が難しかったが、最終的には決行とした。昨年はコロナ感染拡大の関係で山行を中止にしたので、2年ぶりの山行となった。

経ヶ峰は津10山の一つに数えられ、四季を通じて楽しめる人気の山である。山名は、山頂付近の経塚に経典が納められていることに由来すると言われている。この山は、布引山地の東端に位置し南北に長く裾を引いており、中勢の何処からも眺めることが出来、山頂は広く山頂の展望台からは、天気が良ければ伊勢湾・青山高原・鈴鹿山脈と360度の素晴らしい眺望を楽しむことが出来る。

行の参加者は、始め29名で多くの希望者であった。これだけの参加者となるとA・Bの二班に分けての行動を考えていたが、山行日が近づくにつれ不参加者が増え最終的には12名となった。
県庁駐車場へ6時半に集合し、車3台で経ヶ峰平尾(ひろ)ルート登山口へ向け出発した。空は薄曇りである。現地へは2時間程である。登山口の駐車場は小さく早く満車となるので心配であったが、天候の影響もあり無事停めることが出来た。

コースは、平尾ルートの植林コースから山頂を目指し、帰りは平尾ルートのパノラマコースを経て駐車場へ戻る周遊コースである。

雨が降らないことを祈り出発。杉・桧の植林の1時間程を歩く。高座原ルートとの出会いを経て、反射板を過ぎると山頂は近い。山頂付近はガスで眺望は無し。致し方ないが残念である。山頂のベンチで昼食を取っていると雨が降り出した。雨の降りだしが少し早い。早々に切り上げ下山。下山コースの途中で少し雲の切れ間から下界を眺めることが出来た。雨は分かっていたが、山頂からの素晴らしい眺望が楽しむ事が出来なかったのは、残念であった。
【馬渕 等 記】

【日 時]  令和3年6月13日(日)
【場 所]  三重県 津市
【参加者】 馬渕 等(CL)、竹中佳美(SL)、今峰正利、小島孝子、佐藤 正雄、
白木 貞次、高木基揚、長屋桂子、林 靖子、藤田佳大、三宅 一正、
渡部慶洋  …以上12名

【タイム】 岐阜県庁6:30(発) ⇒ 経ヶ峰平尾ルート登山口駐車場8:15(着)
8:30(発)→ 平尾ルート(植林コース)→ 反射板9:50→山頂 
10:20(着)昼食10:50(発)→ 平尾ルート(パノラマコース)
→ 経ヶ峰平尾ルート登山口駐車場12:05(着)、12:25(発)⇒ 
 岐阜県庁14:20(着)

【地形図(2万5千分の1)】 椋 本(名古屋12号―1)   

2021年06月13日

2021/06/06 例会山行 鳴谷山

鳴谷山 HP用
登山口 9:00 → 鉄壁10:00 → 砂御前山分岐10:35 →砂御前山11:00 →
砂御前山分岐 11:30 → 13:13 鳴谷山 13:55 →16:15 下山

参加者 17名


白山展望地で有名な鳴谷山に行ってきました。
登山口までの林道がダートでビクビクしながら運転し、駐車場はほぼ満車でしたが、なんとか駐車できました。今回は人数が多かったので、早いチームとのんびりチームに分けました。


天然スギ保護林の中にあり、天然杉の大木がみごとでした。
水芭蕉は見ごろ過ぎていましたが、少し残っていて、リュウキンカは咲き誇っていました。


早いチームは予定より早く進んでいたため、途中で砂御前山に行きました。手入れされた登山道ではありませんが、踏み跡があったので、木々や笹の生い茂った痩せ尾根の中を進みましたが、藪こぎ初体験の会員からはこわい~、ギャーと奇声が上がっていましたが、だんだん慣れてきたようで、最後は面白かったと言っていました。ここの山頂に到着した時に妙な達成感がありました。


登山道に戻り、コブシ?タムシバ?トンネルを進み、山頂に到着。第2チームは既に昼食を食べている所でした。山頂は白山展望地と言われるだけあり、みごとな白山を見ることができました。

2021年06月06日

2021/05/09 例会 高島トレイル 最初の一歩 乗鞍岳

集合: 美濃国分寺 2021/05/09 06:00

Sスタート地点08:37 - 10:17乗鞍岳 - 11:31芦原岳12:20 - 13:16猿ケ馬場山13:22 - 13:48黒河峠13:58 - 14:21ゴール地点G

今日は日本山岳会 岐阜支部の例会で高島トレイルに。高島トレイル最初の一歩。
移動するのが厳しい時代になったが、山で健康を管理したり活路を見出している人もいる。
体を動かし続けることは大切だと思う。長く動かないと心も体も萎えてしまう。
きちんと感染対策をしながら、無理をしない近隣の山をあるき続けようと思う。

 

さて、今回は例会山行なので緩めの山行。
高島トレイルもスキー場から乗鞍岳を経て黒河峠まで。
ゆっくりめの山行なので、地図読みの訓練をしながら登ることとした。
午前は雨・しかも強風でさむかった。しかしこれは予想の範囲内であったので、準備は万端だった。


午後からは晴れ間が広がり、素晴らしい景色であった。黄砂がひどく遠くまで視界がきかなかったのは残念であった。

 

高島トレイル起点周辺は美しいブナ林が広がり、雨でも晴れでも景色が楽しめる。
山行自体は本当に楽しいものだった。


新入会員との楽しい談笑や、地図読みを教えながら登るのも新鮮で良かった。
帰りは素晴らしい青空で、楽しい一日を締めくくった。参加したメンバーも皆楽しそうだった。

 

できる範囲でできるだけのことをしようと誓った山行でした。

 

 

2021年05月09日

2021/05/02-03-04 百名山企画 九州 九重-阿蘇-由布

集合: 美濃国分寺 2021/05/01 20:00

1日目 山行 5時間58分 休憩 1時間40分 合計 7時間38分
S長者原08:16 - 09:10指山自然観察路分岐 - 09:47雨ヶ池越 - 10:24坊ガツル11:16 - 11:27法華院温泉 - 11:52鉾立峠 - 12:48白口岳 - 13:13稲星越 - 13:33稲星山 - 13:43神明水 - 14:07久住山 - 14:29久住分れ14:43 - 15:09北千里浜 - 15:14諏蛾守越分岐 - 15:47法華院温泉 - 15:54宿泊地泊

2日目 山行 5時間0分 休憩 30分 合計 5時間30分
-赤川登山口11:17 - 阿蘇山上広場 12:57南岳 - 13:18中岳 - 13:43阿蘇山 - 13:52仙酔尾根分岐 - 13:57天狗の舞台 - 14:03高岳東峰 - 14:17天狗の舞台 - 14:24月見小屋 - 14:48中岳 - 15:04南岳

3日目 山行 3時間50分 休憩 1時間50分 合計 5時間40分
泊由布岳正面登山口06:11 - 06:24日向岳自然観察路入口06:25 - 06:51合野越 - 08:02マタエ08:15 - 08:23障子戸08:36 - 08:38由布岳08:51 - 09:04塚原分岐09:26 - 09:59由布岳東峰10:21 - 10:22マタエ10:37 - 11:24合野越 - 11:45日向岳自然観察路入口 - 11:51由布岳正面登山口

日本山岳会 岐阜支部の百名山企画で九州へ。コロナ禍の中、実施についての判断に相当苦しんだが、参加者の健康チェックと岐阜と目的地の宣言状況をみて行うこととした。
今回は、九重-阿蘇-由布の三座。


5月2日朝、九州いり。現地集合のメンバーをピックアップし、九重の駐車場、長者ケ原に向かう。冬型の気圧配置でものすごい風の一日。坊がつるのテント場では、2つ持っていったうちのテントが倒壊した。朝方はお天気良かったが、登っているうちに雪が振り始め、久住山山頂では猛吹雪に。顔面に当たるあられが痛くて大変。ホワイトアウトしたため、中岳はパス。ハイキング予定できていた親子と途中から一緒に下山した。天気は予想通りだったので、雪とホワイトアウトは想定内。地形図とGPSで坊がつるに下山したが、5月の九州で猛吹雪にあったのはこれまた貴重な経験だった。楽しみにしていた法華院温泉は人が多かったので避けることにした、残念。


5月3日は高気圧に覆われ、雲ひとつない晴天に。坊がつるでの景色を楽しんだ後に下山、そのまま阿蘇山へ。阿蘇山は九州、いや全国でも第一等の山だと思う。外輪山と高原を従えた壮大さ、常に噴煙を上げる巨大な火口は他に類を見ない。また阿蘇の中岳・高岳からみる景観もどこを見ても絵になる。阿蘇には何度か遊びに来ているが、これだけ天気が良かったのは初めてで、始終感動した。

 

最終日は由布岳。由布は初めて登るのでとても楽しみにしていた。遠目にもわかる美しい双耳峰に九州に来るたびに惹かれていたので、今回登れるのは嬉しい限り。非常に急峻に見えるが、山頂直下まではよく整備された登山道で勾配も緩くつけられている。山頂直下から西峰は鎖場が連続する岩場となる。お鉢めぐりで西峰から東峰までつないだが、初心者を連れていたのでなかなか緊張した。確保用の装備は持参したが、問題なく通過できたので、使う機会はなかった。バリエーションチックで楽しい行程だった。東峰からの降りは一般登山道に近く駐車場まで景色を楽しみながら下山した。由布岳からの景色は、別府湾の景色や九重山群に加え、本州・四国まで見通すことができ、素晴らしいものだった。

素晴らしい九州登山だった。GWということもあり、山は老若男女含め人数が多かった。外出がとやかく言われるが、広い野原で体を動かす若者や年配の方々を見ると健康的で気分は良かった。岐阜への帰路が一番たいへんだったかな?夜中に無事に帰着し解散した。


おまけ

 

2021年05月05日

2021/04/25 懇親山行 御在所岳

S御在所岳中道ルート前駐車場(旧料金所前)07:36- 07:41一ノ谷御在所山の家- 07:46中道登山口- 08:03御在所岳中道裏道分岐- 08:13おばれ石08:32- 08:36地蔵岩- 08:47キレット09:02- 09:54富士見岩- 10:11見晴台- 10:28 御在所山 一等三角点11:10- - 11:25第一ケルン 裏道登山道九合目- 11:37国見峠11:42- 11:56国見尾根分岐- 12:02石門- 12:07国見岳- 12:26青岳- 12:34きのこ岩- 12:46ハライド・伊勢谷(ブナ清水)分岐- 13:40岳不動尊道・ヤシオ尾根道分岐- 13:52藤内小屋14:18- 14:30熊岩- 14:45御在所岳裏道国道入口

総会後の恒例行事として、御在所岳で懇親山行を行いました。



本来であれば3ルート、ロープウェイ・武平峠・中道-裏道の予定でしたが、感染症の関係もあり、中道-裏道のみ実施。参加者は13名でした。



最近人数が増えてきている新入会員も参加していただき、岩やヤブの岐阜支部エキスパートの方々との会話も楽しそうでした。新旧会員織り交ぜて仲良く登る懇親山行はとても楽しい。ずっと笑いっぱなしの山行でした。

 


アカヤシオがそこここで咲いていたので、帰りは裏道から遠回りしてヤシオ尾根から下山。満開にはまだ早いものも美しい景色を楽しみました。新入会員の方々はバリエーションチックなヤシオ尾根からの下りを楽しんでいました。

 

石門の上に登って遊ぶ。

 

キノコ岩。このあたりのアカヤシオがきれいに咲いていました。来週が見頃かな?

 

藤内小屋のテスト岩で大先輩たちからクライミング指導もいただき、充実した一日でした。

2021年04月25日

2021/04/24 令和3年 日本山岳会 岐阜支部 総会

2021年4月24日 土曜日に 令和3年 日本山岳会 岐阜支部 総会が行われました。

昨年はコロナの関係で書面決議。今年も三重県で一泊総会の予定でしたが、感染症を考慮し岐阜の長良川スポーツセンターでの開催となりました。
手軽に集まることもできるため、過半数の方の参加をいただき、議案もすべて承認されました。


初めてのZOOMでの会議も呼びかけましたが、参加は1名と寂しい限り。まだまだオンライン会議への道のりは遠いと痛感しました。

総会に参加できた新入会員の皆さんからご挨拶。今日来られなかった人も多数いました。

 

久しく候補者者のいなかった今西錦司賞の授賞式も今年は盛大に行われました。

 

2021年04月24日

2021/04/11 例会山行 伊吹山北尾根

2021/04/11 例会山行 伊吹山北尾根

山名: 伊吹山北尾根
日にち: 2021年4月11日 日曜日

日本山岳会の例会山行で伊吹北尾根に行って来ました。

前日も富士見台に行ったので少々不安でしたが思ったより歩けて安心。
途中で白山さまの姿も拝むことができました。



鹿の角を拾ってきました。みんなで見てます。


リーダーに苦手な下りの歩き方を教えてもらいながら楽しい時間を過ごす事ができました。


帰り道に雪渓のトラバースがあり、滑って服がどろどろになってしまいましたが、一日皆さんと過ごせて楽しかった。

念願の座禅草も見れて満足。



S国見峠 07:47 - 08:48 国見岳 - 09:33 大禿山 - 10:03 御座峰 - 10:43P983 - 11:45 静馬ヶ原 12:08 - 13:02 P983 - 13:48 御座峰 - 14:20大禿山 - 14:53国見岳 -15:45国見峠G

2021年04月11日

2021/03/27 百名山企画 恵那山

3月 百名山企画山行 恵那山 2191m 令和3年03月27日(土) 天候 晴れ

もともとの企画では、恵那山のクラシックルートである前宮ルートをつかい、山頂避難小屋での宴会1泊山行の予定であった。しかし、日曜日の天気が雨予報のため、日帰りの広河原ルートに変更。これはまた快晴の空のもと素晴らしい展望の山行とした。

天気は快晴で無風。日差しの中、初夏の気候の様で汗だくで登るが、1500mを超えるとまだまだ冬の名残、残雪の道を進むことになる。


広河原ルートは積雪時には笹が抑え込まれ、また広葉樹の葉がおちて、大展望のルートとなる。この日も御嶽・乗鞍・北アルプス・八ヶ岳・南アルプス・加えて富士山と素晴らしい展望を満喫しながら登る。

 

山頂はあいかわらず眺望はないが、ここまで登ってきたメンバー全員、素晴らしい天候に大満足であった。

 

お決まりの山頂避難小屋まで足を伸ばし、避難小屋裏の岩の上から眺望を楽しむ。この日は本当に素晴らしい天候で下山するのが惜しいくらいであった。

 

下りもゆっくりと展望を楽しみながら。一泊山行がなくなってしまったのは残念ではあったが、ここまで素晴らしいお天気に巡り会えた大満足の山行でした。

S 林道ゲート 06:51 - 07:20 恵那山広河原ルート登山口 - 08:474合目(休憩所) - 09:59 1,990m展望地 - 10:50 恵那山一等三角点 - 11:03 恵那山頂避難小屋11:14 - 11:21 恵那山一等三角点 11:59 - 12:22 1,990m展望地 - 13:05 4合目(休憩所) - 13:59恵那山広河原ルート登山口14:0214:26林道ゲート14:26ゴール地点G

2021年03月27日

2021/03/07 例会 今西錦司記念山行 高畑山

3月 例会山行 今西錦司記念山行 高畑山 773m 令和3年03月07日(日) 天候 曇り

 

ゆる山企画ですが、今西錦司記念山行とあって、参加しました。


高齢者の方でも登れる企画。ゆっくりゆっくりの山行。しかし、天候は、曇りで風もあって寒い山行だった。
参加者は14名、ハードな参考希望の方々は不参加でした。



登山口で、なんでこんな年寄りばっかのとこに不似合いなんてみたいなことを言われるが、これも良し。岐阜支部レジェンドの話を聞くのも面白い。
登りでゆっくりだが、下りは早かった。


お昼は風当たりの少なそうなところを選んだが、寒かった。
暖かいと思い込んできたために、寒い思いをしたのだった。
体力消費してないのに、たくさん食べたと嘆いていた。

2021年03月07日

2020/12/13 清掃登山 百々ケ峰12月

令和2年12月13日(日) 天候 曇り、時雨れ、晴れ
 冬型の天候で、時雨れたり、全般に曇り空で風が冷たい日でした。予定の参加者は13名ありましたが10名となりました。今年、最後の清掃登山です。
高木支部長は体調を考慮して挨拶のみで参加されました。9時のスタートで、11時山頂予定です。11時3分に山頂に着いた時には皆さん、休憩食事をされていました。竹中社長さんが多くの登山者の方に岐阜支部入会案内を配り、広報活動を積極的にされました。


 集合写真撮影後は11時半に下山することとしました。


白山展望地の東屋で落花生の殻やミカンの皮がたくさん落ちていてこれはどうなの?自然に帰るものだから、捨ててもいいと言って、誰もが捨てるとだめだよね。そんな話で、拾ったごみは割とありました。


集めたごみは各自で処分することになり、12時40分に解散となりました。
皆さん、山岳会には興味あると言われますが、なかなか入会には至りません。魅力ある山岳会をアピールしていきたいと思います。
四季の森駐車場 9:00-山頂11:00~11:30-東屋にて12:03-四季の森駐車場12:40解散

 

2020年12月13日

2020/12/06 例会山行 仙ヶ岳

12月例会山行 仙ヶ岳 961m 令和2年12月6日(日) 天候 晴れ

天候は快晴。手前の駐車場にも車が多く、ゲート手前の駐車は困難だと思い、手前から歩きだした。往復1時間、工程が長くなるが仕方ない。林道を歩き、登山口まで23分かかる。林道終点で衣類調節を兼ねて休憩後、出発する。最初に沢を渡って対岸に進むところで、真新しい踏み跡につられて沢に入り込み引き返す。その後も、何度か渡り返すが案内と表示で問題なく進む。


登山道は足元の不安定な個所もあるが、無事に進む。崩落地点の巻き道はかなり危険ではあるが、ゆっくりと通過していった。

仙の石で写真撮影後、山頂で集合写真を撮る。

狭い山頂で食事後は、小社峠に下り、沢沿いを下山していった。急登のいやらしい道を通らないので、安心して下山することができた。


計画した温泉は、集合時点で中止したため、現地にて解散となった。大人数の例会山行だったが、CLがうまくまとめてくれて、無事に終える事が出来た。

県庁駐車場 7:00-現地駐車場8:55スタート-林道ゲート9:27仙鶏尾根10:28-能登山分岐11:23-仙ヶ岳西峰12-31(登り3時間4分)昼食12:31~13:15-小社峠13:34-仙鶏尾根分岐14:19-林道ゲート15:00仙ヶ岳駐車場15:28-現地解散

2020年12月06日

2020/11/21-22 百名山企画 伯耆大山

 

日本山岳会 岐阜支部の百名山山行で、鳥取の伯耆大山へ。


自分は百名山完登にはあまり興味ない。しかし、厳選された山は素晴らしい。景観もそうだが、歴史が深いのがいい。全国遠征旅行ができるのも楽しいのである。人が多すぎるのと整備されすぎているのがすこし残念なところ。


今回の大山は中国地方唯一の百名山だが、山容・歴史ともに素晴らしい信仰の山である。登り始めは雨まじりで強風であったが、山頂に到着する頃には晴れ渡り素晴らしい天気のなか、雲海の大山を満喫した。

大山は初日で終了(自分はあと一日縦走したかったが・・・)。今日は、出雲大社-宍道湖ー松江城ー水木しげるロード(境港)ー投入堂ー三朝温泉の河原風呂と島根・鳥取を満喫する旅となった。2日間の盛りだくさんの旅となった。

無論山屋の私らはテント泊。夜の宴会も楽しい最高の2日間だった。

2020年11月22日

2020/11/15 バリエーション山行 花房山-小津権現山縦走

11月バリエーション山行 花房山から小津権現山縦走 
期日 11月15日(日)
集合場所 5:45 藤橋道の駅~15:50道の駅解散
参加者 堀CL 東明SL 他9名
 花房山から小津権現山の縦走しました。企画者は家の都合で参加せず、熟練の堀氏にCLを任せ、事務局長にSLを頼んだ。SLは計画通りのコースタイムで進むが、もともとタイム設定が早かったのかもしれないが、CLからは何度もゆっくりの声がかかる。


歩き始めから、順番を少し変えてセカンドに渡部さんを選択。ちょうどよいペースに収まり、ほぼほぼSL状態。東明さんは歩幅も大きく体力もあり、物足り気な雰囲気でもある。


花房山までの登山道は明瞭だがやせ尾根があり、最近滑落者もあった。朝から好天を期待していたが、あいにくの曇り空と、山頂のガス。気温は暖かく暑い。


よかったのはダム湖の雲海が見れてよかったこと。登山道の黄葉も枯れてはいるがまずまず。


参加者が11名ということで、各自のペースを守りつつ、安全に遂行することが大切。花房山から見る雷倉方面は道はないようで、雪の時期が良いように思う。

 

小津権現山へは道ができているので、尾根続きで問題ない。最初の下りは急でロープがあるが取り付けた木が劣化して、頼ってはいけない。大勢で歩くとステップもなくなり、ずるずる状態の道になってしまう。
尾根上の道はというと刈りはらわれていて、植生が変わっていき、はげ山になりそうな雰囲気がする。笹もなく、下草が生えて草原に近い感じ。前にも来たことがあるが、こんな状態ではなかったように思われる。


人が手を入れると、山も変わるし、鹿も通りやすく植生を変えていく。狼は放つなんて声も聞こえたが、現実的ではない。駆除をする人が増えてほしいと思うのだが、これも難しい。


小津権現山から花房山を見てもガスの中。今日は登山中ガスの天気。雨に降られるよりはましというところか。山頂でゆっくりとお昼を取り、予定時間より早く下山する。まずは活動拠点の権現の森林づくりの場所に向かう。まだ、小屋じまいをしていないので、のぼりが残っている。この先、林道までは黄葉がきれいだった。


ガードレールの隙間から藤波谷に向かって下る。道ははっきりしているが、落ち葉で足元には注意が必要。登山靴を忘れたメンバーがいて、下りで苦労していた。


登山口について2台で花房山登山口に戻り、集合地の道の駅で解散する。
最後にCLから大勢の会の山行では登りは350m/時、下りは500m/時を守るようにすると疲れや事故もない山行になるはずと反省が述べられた。長年の経験から出る意見に納得する。

2020年11月15日

2020/10/25 バリエーション山行 黒壁

黒壁の担当CLになった。今日、岐阜百山を完登するメンバーがいてお祝い登山でもある。藪山なのに当初からたくさんの参加申し込みがあって、本当に大丈夫なのかという気がしていた。実際には9名になったわけだが、それでも多いほうだ。メンバー的には不安はない。1日晴れのつもりだったが、それも雨に降られた。



駐車場には多くの車があったが、皆夜叉が池の登山者ばかりである。一般の登山者は好き好んで登らない山である。藪の跳ね返りから身を守るために、ヘルメット、サングラス、手袋、脚絆など。服装は敗れても良い服を着てくるようにと案内を出してある。CLは鉈にのこぎり、あとはテープ。
登りもテープを見つけて登っていけば、登れてしまう。下りように、振り返りながら、細かくテープをつけていく。


先頭はベテランのK山さんなので、ルートどりやペース配分はお任せである。自分はテープ付け係。
藪の中でもルートを外さなければ、問題なく歩ける。


休憩時に見た夜叉壁はきれいだった。その後は冬型の気圧配置で雨が降り出す。



土砂降りではないが、笹が濡れると手も上着も濡れる。これが冷たい。山頂について、お祝いセレモニーと記念撮影。



3人がそれぞれ作ってきたボード(紙)に個性があって、どれが誰の作品かクイズを出すとメルヘンチックに作っていたT明さんに全員外れ。全員笑い。
昼には早いし、雨が降っているので下山しようということになり、すぐに下山します。これがまずかったのか、Mさんが遅れだす。休憩していて、声掛けに反応が鈍い。まずい、暖かいお湯と、お菓子、食料、アミノバイタルなど摂取して休みます。
待っているメンバーは当然、寒かったようで申し訳ない。けがや疲労でもないので、ゆっくりと下山していく。その都度、声掛けして状態を確認した。
安定した場所で昼頃になり、寒い中立ったままで食事をとる。あとは濡れた手と体で寒さに耐えながら下る。足元は滑るので、つかめるものはつかんで下る。



駐車場に近づくと声が聞こえだして、ほっとする。1人ずつ垂れ幕をくぐって下山した。



車に向かうメンバーの顔は達成感に満ち溢れている、いい顔をしていた。
まずは無事下山お疲れ様、W部さん、岐阜百山完登おめでとうございます。

2020年10月25日

2020/10/18 百名山企画 妙高山

妙高山日帰り 10月18日(日)

参加者 8人(7人+1名)

土日で火打~妙高の計画だったが、土曜日が雨予報になり日曜日の日帰り妙高山の企画となりました。参加メンバーは7人までに収まり、1台で行くことになりましたが、出発時間は早い。3:30に美濃で集合し、4時間ほどで現地に着く。トンネル通行止めなどはあったが、登山口に着くと満車状態で」トンネル入り口に路駐しました。



天気は快晴、紅葉真っ盛りである。登山口近くまで温泉旅館があり、下山後は楽しみでもある。



温泉施設の管理のためか、コンクリートの急坂の道が続く。黄金の湯とか河原の温泉は無料である。赤倉温泉源湯には、管理施設とお風呂もある。滝が見えて、麻平に着く。
小川に流れるのは温泉成分を含んだ水なのか、白くツルツルである。しかし、暖かいのではない。やがて胸突き八丁に来る。


ゴロゴロとした急登を登りきると天狗堂1930mに着いた。大勢の登山者が休憩中でした。



長めの休憩の後、光善寺池2070mに着いた。薄氷が張っていて、冬の入り口を感じた。
そして8合目の風穴2120m。秋なのでか、涼しい風はなかった。下界の雲海はまだとどまっている。
外輪山が目に飛び込んでくるころには木々の葉は落葉している。白い幹と笹の濃い緑、青空と野尻湖、雲海、湧き上がるガス、山肌の紅葉、一度にたくさんの美しさを味わう。



登山道わきの日陰には雪が残っている。
風穴から510mでクサリ場に着く。下山者と登りの登山者で渋滞が起きている。石を彫り込んであるので、足掛けが出来ていて鎖を頼る必要はない。妙高大神まで400m.



こういうところは、実に楽しい。サクッと登れてしまう。下りも同じルートなので、足運びや、体の向きは注意したい。
鎖場を過ぎてからも噴火した岩山は続く。リーダーから一気に行こうと声がかかる。
溶けだした岩がそのまま固まって、粘土のひび割れのように、形を保っている。
登りきると妙高大神2454m。



集合写真を撮っていただき、三角点のある山頂に向かう。昨日の雪が登山道をぐちゃぐちゃにしている。
ここから500mで妙高山山頂。途中に日本岩がある。雪が残っているが、さほど寒さを感じない。風がないから、ありがたい。
ここでも集合写真を撮ってもらう。みんな満足の笑顔だ。



山頂からはこんもりした焼山、そして火打山がきれいだ。



火打山から妙高山に至るまでは大きく下らなければいけない。昨日、強行してテン泊しないでよかったと思うのである。
30分のお昼をとって下山する。南峰へ戻ると、行きに抜いたグループの人だかりができていた。そして鎖場も慎重に通過。登りの人がいない時間なので、スムーズに下山する。


胸突き八丁を過ぎて河原に出ると、皆休憩していた。
麻平の分岐の沢には温泉が湧き出ていて、皆さん手を突っ込んで確認する。
リーダーから麻平方面に行こうと、話が出てそちらにルート変更する。
ワイルド感漂うルートは奥美濃の山に似た雰囲気がある。ブナの黄葉がきれい。
向かいの山肌は紅葉を見せていて、楓の赤も鮮やかである。



右下には登ってきた道と温泉施設が見える。声が聞こえるのか、ヤッホーの声がして、山びこで返答する。血の池とあるが近くに池はなし。
麻平分岐は2合目1340m。紅葉を楽しみながら歩くと、真新しい橋に来る。


橋の下には露天風呂があり、観光客も入浴に来ていた。左に細く長い滝を見て過ぎると温泉旅館街のある登山口に着く。神奈山も気になる山だ。
1人車を回収して、土産物屋でキノコ汁がうまいという話で即注文。食べている途中で、露天風呂巡りのリーダーが合流。キノコ汁の後、男性陣は無料の露天風呂に向かう。女性陣は温泉旅館で日帰り入浴700円につかる。
恵那山トンネル近くでは工事渋滞で16キロ90分の表示があったが、それなりに通過できた。

2020年10月18日

2020/09/19-21 百名山企画 薬師岳から雲ノ平周遊

シルバーウィークは雲ノ平へ。
企画者は私。秋雨前線の位置が日々変わり、お天気が読めなくて、一度は月火で薬師岳だけにすることとしたけれど、みんな雲ノ平に行きたいようで、予報では日曜日は山頂は雪かみぞれが降る可能性があり、かなり寒いけれどそれでも行きたいかと参加者に聞いたところ全員が行きたいという・・・それならば行くしかない。
日月火で薬師岳から雲ノ平周遊となりました。
有峰林道開通の時間に合わせて到着すべく出発。開通時間を待つ間に、係のおじさんがクマに注意、車に食べ物は置かない、窓を開けっぱなしにしないと注意喚起のパンフレットを配っていました。くま怖い。


連休初日に折立に入る予定でしたが、天気予報を見て一日ずらしたため、駐車場は臨時駐車場にしか止められませんでした。臨時駐車場に入るにも渋滞で進まない・・・
こんなに車が止まっていてはテン場がいっぱいになってしまうと、リーダー(奴隷歩荷)が6テンを担いで先発スタート。渋滞で動かない車からいきなり降りてきてデカイザックを担いで出発するリーダーを驚愕の目でみる周りの人たち(笑)

駐車するだけでかなりの時間がかかり、出発が遅れましたが、残る4人でスタート。
重い荷物を担いで登ります。テン場はリーダーが場所取りをしてくれているので、バテないようにゆっくり登らせていただけました。

テン場に到着すると、すぐわかる最適地に張ってありました。一人1000円。ありがとうリーダー。リーダー不在なので山頂にいるのでしょう。私たちも準備して向かいます。



が、重い荷物でここまで登ってきたので、疲れもたまっていてスタート時、体が重い。一度登っているからやめようか・・・と弱音が出たりもしましたが、どんどん進んでいくと戻ってくるリーダーと出会いました。
私たちは4人で山頂へ。山頂は劔岳はガスで見えなかったけれど、水晶や赤牛方面はバッチリ見えました。そして、とにかく寒い。でも天気予報でみぞれか雪と言われていたけれど晴れたことに感謝するのみです。



下ってくるとビールの出張販売をしていました。前に来たときにはなかったので驚。夕食は赤から豚肉鍋。5人で800gの豚肉を食べました。
トイレはペーパーがあり、水場の水はジャンジャンでているのが本当にありがたい。
が、テン場がいっぱいなので、朝のトイレは行列でした・・・


翌日は朝霧の中を雲ノ平へ出発。まずは薬師沢への下り。途中から木道が出てきて夢のように美しい景色です。静かで人も少なく紅葉が始まっていて、こんな時にここを歩ける幸せを味わいました。

 


薬師沢小屋では冷えたフルーツ缶を食べてパワーチャージし雲ノ平の登りに。ここは前回にヘトヘトになって登った所。今回もここを登ると思うと憂鬱で仕方なかったのですが、バテないように登るしかないのでゆっくりゆっくり登りました。私、サブリーダーなので先頭なんです。ペースを考えながら慎重に。そしてここの岩は滑るので下りが心配だなぁと思いながらも、なんとか登り終えました。


樹林帯を過ぎて広いところに出てやっと休憩。ここから少し進むとアラスカ庭園。いよいよ雲ノ平に入ってきたという感じです。草紅葉も進んできていいカンジ。静かでゆったりした時間が流れています。もう至福の時。
雲ノ平山荘まで更に少し登りますが、山荘について当初の目的だったTシャツを買いました。シルバーウィークのテン場は要予約でした。一人1500円。
テン場は少し下ったところにあります。水場は看板に書いてある場所と少し違う所で、迷っていたら近くにテントを張っていた人が教えてくださいました。トイレはペーパーはありましたが、個室の一つはドアが外れていて使えませんでした・・・


みんなは祖父岳に向かいましたが、一度登っているので、当初の目的通り「雲ノ平でまったりする」を満喫しました。前回は初日にここまで来て泊って翌朝出発したので、雲ノ平に泊まっただけでした。今回はの~んびり景色を見て、流れる雲を見て、コーヒーを飲んで、お昼寝して・・・と忙しい日常を忘れた贅沢な時間を過ごしました。まったりしていたら祖父岳の中腹から呼ぶ声が。みんなが手を振っていました。あの呼び声はテン場中響き渡っていましたが・・・汗



夕食はいつもの岐阜県民ソウルフードのケイチャン鍋。夜中の星空はみごとでした。

翌朝は早朝に出発し、霜で凍った木道を慎重に進みながら祖母岳へ。ここで日の出を見ました。ここも山頂が広々していて思った以上に素敵でした。山頂はアルプス庭園となっていました。水晶から登る朝日の光の筋がみごとでした。
木道はすべるのでモンベルの滑り止めが巧を奏しました。持ってきてよかった。前に来たときは霜で思い切り滑って尾てい骨が折れたかと思いました。

雲ノ平の下りはやはり滑りやすく、みんな何回か滑ってました。滑り落ちてきたメンバーをガシッととめたりしながら、全員ケガなく下り切り、薬師沢小屋へ。
ここで再びフルーツ缶。太郎平への登りへのパワーチャージです。ここから登りなのが憂鬱・・・小屋からすぐの登りのキツイこと・・・

が、基本的には木道を進むので、紅葉が始まった晴れた山を満喫できました。
ここは別世界だわ。太郎平への登り返しは登り返し嫌いの私にとっては悪夢でしたが、まーゆっくり登ればなんとか・・・

あとは折立まで下るだけ。白樺荘でお風呂に入り、立山サンダーバートでお買い物をして帰りました。
雲ノ平・・・ここは名だたるピークはないけれど、本当に別世界です。ここでまったりして忙しかった今年の疲れを癒すことができました。ココはほんとうにいい所だ。

2020年09月21日

2020/09/06 例会山行 南木曽岳

日本山岳会岐阜支部の例会山行で南木曽岳に行ってきました。
ココに来るのは7~8年ぶりかな。
コロナ自粛でテレビの番をしていた方々も、こぞって参加されたので大人数になりました。平均年齢は75歳くらいでしょうか・・・
サブリーダーなので先頭を歩きます。大先輩方がバテないように、ゆっくり登りますが、その上呼吸を聞きながらハアハアしだすとペースダウンして本当にゆっくりゆっくり登りました。


この山は距離も短く累積標高もそれほどではありませんが、急ではしごや階段がたくさんあるので、かなり気を使いましたが、標識はしっかりしているし、朽ちた木の階段のように見えますが、意外としっかりしています。


こまめに休憩をとりながら、たまに吹く涼しい風に癒されながら山頂に到着。ここは一番高いところより2m低いけれど山頂プレートや三角点があり、ここが山頂となっているようです。が、眺望はまったくありません・・・


ここから少し進むと展望台があり、御嶽山や乗鞍岳が見えるのですが、この日は雲に隠れて見えませんでした。さらに進むと避難小屋とトイレがあります。トイレは新しいようでとてもきれいです。ペーパーもあります。

避難小屋の上が眺望が良くランチに最適地です。ここでのんびり休憩してから下山です。


下山だけど登りなのが釈然としませんが、少し登ぼると摩利支天との分岐。摩利支天は崖にある岩場です。ここで岩に登り肝試し!?


下山も急で木の根が張り出していたり、はしごや階段がたくさんあって、ここもみなさんが滑落しないよう神経を使いました。ふたりほど転びましたがケガもなく下山できてひと安心です。

ゆっくりペースではありましたが、みんなでワイワイと登る例会山行は楽しいですね。

2020年09月06日

2020/08/13-15 百名山企画 槍ヶ岳-南岳-天狗池

百名山企画 槍ヶ岳、南岳、天狗岳 8月13日~15日
百名山企画 槍ヶ岳、南岳、天狗岳 8月13日~15日

参加者 梅田、菊井、塩入、東明、林、矢口

日本山岳会岐阜支部の百名山委員会で槍ヶ岳から大キレットへ。

一日目は雨の上高地から出発。閑散としている。小梨平は熊のため閉鎖中。
もくもくと明神から徳澤、横尾まで歩いていきますが、雨は降り続けていました。
横尾から槍沢ロッジまでゆったりした登り道。ババ平を通り過ぎてからだんだん急な道になっていきます。雨が止むと雨具は暑いので脱ぐのだけれど、脱ぐと雨が降り出すという・・・この繰り返しを何度も続け、殺生ヒュッテあたりは強風なので下ってきたという人もいましたが、とくかく進むのみ。
途中の最終水場で水を汲んだ後は一気に荷物が重くなって足取りも重くなり、殺生ヒュッテは見えるけれど、なかなか到着しないという・・・
殺生ヒュッテのテン場は広くてすいていたけれど6人用テントを設置する最適地がなく、全て平らなところがなく端は岩が出て寝にくい人がいました。

 


夜は月が出るまでは天の川が見え流星群も。でもすごく寒かった。
外トイレは‥な感じでした。ちなみにババ平のトイレは綺麗になりました。

 


2日目は槍沢モルゲンを見てから槍ヶ岳へ。
初槍ヶ岳メンバーがいたのでゆっくり登りました。登る途中で彩雲が。
山頂で景色と写真撮影タイムがてらのんびりして下山。


槍ヶ岳山荘の焼き立てパンを楽しみにしていましたがコロナのため今年は焼かないそうです。手ぬぐいを買いました。
お買い物してから南岳への縦走路へ。快晴なんだけれど強風でした。ザックにつけた袋が飛んだり、風にあおられてよろけたり、立ち止まったりと写真ではわかりませんがなかなか大変。でも風は飛騨側からなので、長野側を歩くと無風で暑いという・・・
大喰岳からはしご場を通り中岳へ。この稜線はとくに危険な個所はありません。〇印もしっかりついています。中岳登頂で3000m峰の全山登頂となりました。祝、自分。


 

 

中岳でのんびりして南岳へ。南岳から小屋へ。時間はたっぷり。

 

テン場はまだまだ余裕で空いていましたが、やはり6テンの最適地が見つからず、岩は出ていないけれど、ちょっと斜めな場所に設営。小屋でカレーを食べて、テン場でビール部を開催した後お昼寝タイム。至福のひと時です。で、起きたらガスに包まれていました・・・

夜中はガスがなくなり満天の星と流星群。しかし明け方前から吹き出した強風に目が覚めてしましました。向かい風で歩くと息ができないくらいの強風。大キレット通過の予定でしたが、強風のため天狗池に下ることとしました。
のんびり撤収してから帰ります。南岳手前で雷鳥さん発見。そこから雷鳥さん祭りとなりました。何羽いたでしょうか、次から次へ雷鳥さん。ちょうど朝ごはんの時間だったのかな。
天狗の分岐から下へ。ここは岩場の下りではしごもあります。それほど難しくはありませんが〇印を探して正規ルートをたどれば大丈夫です。尾根を下っていると下の方のガスが切れてきて幻想的な雰囲気に包まれました。常念山脈も見えてきて。

 


尾根の下りが終わると雪渓へ。雪渓は涼しくてテンションアップ。
そして天狗池へ。残念ながら槍ヶ岳はガスに包まれていたので逆さ槍は見えませんでしたが、静かないい所です。昨年通った時は誰もいませんでしたが、この日は大キレットを断念した人たちが続々と下りてきました。
天狗池から槍ヶ岳との分岐へ。その途中のお花畑がみごとでした。
分岐からは賑やかな登山道。槍沢ロッジでシャーベットを見つけました。これ生きかえります。横尾でお昼としたい所を徳澤まで我慢。そして野沢菜チャーハン。安定のおいしさです。徳澤で大休憩して明神、上高地へ。最後は定番のソフトクリームで縦走終了となりました。

2020年08月15日

2020/08/01-02 百名山企画 笠ヶ岳周回

百名山企画 笠ヶ岳周回 8月1日~2日

参加者 梅田、塩入、東明、矢口

日本山岳会岐阜支部の山行で笠ヶ岳を周回してきました。
ビバーク地は公開できませんが、許可を得てテン泊しました。
当初の予定は7月の連休でしたが、梅雨が長引いたためやっとアルプスシーズンインです。

車は穂高の無料駐車場にはとめられなかったため鍋平に。
2:30に満車になったそうです。さすが好天が予想された週末でした。

ゲートをくぐって笠新道分岐へ向かいます。林道沿いにシモツケソウ他いろんな花が咲いていました。

笠新道は急ですが、途中までは草刈りしてあり歩きやすい道です。たまに標高の看板もあります。ここはひたすら登るだけ・・・


杓子平に出れば急登は終わりなのでホッとしました。途中から少し下って稜線に上ります。この稜線への登りが思ったより長くて、見た感じは近く感じるのですが、登るとさらに奥に稜線があったみたいながっかり感にやられました。。でもお花畑が広がっているのでお花に元気をもらいながらなんとか稜線へ。

稜線に出れば、それほどの登りもなく笠ヶ岳へ・・・


キャンプ場の水場からはジャンジャン水が出ていました。冷たくておいしい。
そこから閉まったままの山荘を横目に山頂へ。
ルートはわかりすいです。登り切ったら神社。その先のピークが山頂です。
山頂に到着しましたが、槍ホや周りの山々はガスっていたので、さっさと下ります。


そこからビバーク地に戻り食事の準備。沸き上がってきた雲の向こうにはお約束のブロッケン。夕日を楽しみ就寝。


翌朝は山頂から日の出を拝みました。それから朝食を食べて出発です。
帰りは弓折乗越経由です。稜線は各ピークを巻いているので、抜戸岳に登りました。
この山頂はのんびり横になることができ、お花畑も見え、正面には穂高という絶好ののんびりポイントでした。前は巻いちゃったから、今回登ってよかった。

 


 

秩父平は下ります。ここのお花畑もきれい。ハクサンイチゲが元気もりもりでした。水場もありました。

前に来た時は大ノマ岳も巻いたので、山頂をさがしましたが山頂プレートは見つかりませんでした。
大ノマ岳の登りは疲れた体にきつかったです・・・

そして弓折岳。ここは登山道に標識があって、そこの少し奥が山頂です。わざわざ行かないと通り過ぎてしまう山頂ですが、山頂には標識があります。ここを下れば弓折乗越。もう鏡平が見えます。頭の中はかき氷でいっぱい。もうそれしかない。だって暑いんだもん。


ぐんぐん下って小屋に到着。おなかがすいたのでおうどんを食べてからかき氷を。このために縦走したともいえるし、がんばった自分へのご褒美でもあるかき氷。ここは、心のオアシスです。かわいいTシャツも買いました。

大満足してあとは帰るだけ。このルートは足場も安定しているし、迷うことがない安定のルートです。途中に流れている沢で手ぬぐいを浸してクールダウンしながら下山しました。

雨に降られず、晴天に恵まれた山行となりました。
数年前に小池新道登りで双六泊、笠ヶ岳に登り笠新道を下山という今回の逆回りでしたが、笠新道登りルートの方がきつかったような・・・

2020年08月02日

2020/07/05 例会山行福地山

 

梅雨の真っただ中、天候に恵まれ、雨に降られることなく福知山に登ることができました。

当初は、会員だけでも17名という人気の山。展望の良い山だけあって、温泉付きということもあり、参加希望が多かった。予報では曇り時々雨、降水確率も高い。これにより、参加者は激減。しかし、山本の率いる美女軍団(一般参加)3名追加して、計10名となりました。入会希望ということもあって、会の雰囲気を体験していただくということで、事務局の許可をもらい参加させていただきました。6月に伊吹山を標準タイムで登っているので、問題ないと思いました。

いつものように、総合庁舎に6時集合。10名なので2台での出発。社内では、マスク着用。各自、除菌対策を実施。ひるがのでのトイレ休憩、コンビニでの買い出しを経て福地温泉、朝市店前に到着。


出発前のトイレをすませて、隊をなしてスタートする。

前日の降雨のすごさか?登山道は川のようになっていた。


梅田SLが温泉を発見したというので近寄ってみると、黒いホースが破損して吹き出しているのであった。川のような登山道も、これが原因だったのだ。温泉地だから、湯気が出て温泉が湧きだしていると言われてもだれも疑わないのである。

登山道は下草狩りもされていて、管理が行き届いている。風がないので蒸し暑い。時折涼しげな風が吹くと、雨が降り出さないか心配になる。今日は、雨ふり覚悟なので今、降られないのは儲けもんと考えるのだ。


コースは登りに尾根コースを選択する。少しの区間はかなりの急登で、一般参加の女史から、ヘタレ声が出て、それを知らない会員たちはびっくりしていました。

案内板のある焼岳、乗鞍、笠ヶ岳と展望地で休憩はするが、山腹の形すら見えない。


腰かけた地蔵様もコロナ対策か、マスクをされていました。

登るにつれて薄日もさしてきて、山頂に着いた時の展望が期待される。


山頂に着き、集合写真を撮った後、ゆっくりと食事して下山しました。

このような天気のせいか他の登山者は少なかった。

下りは谷コースを選択する。谷らしきものはなく、登りで使えば楽だったかとも思った。


SLの下りは割と早い感じだが、誰も遅れることなく下山できました。

直後に雨がぱらつきだす。すぐ横の温泉につかり、汗を流した。シャワー設備はなくお風呂も狭いが、300円でリーズナブル。天然水とお菓子付きで、それぞれに何かをお土産に買っていました。

その後の、クマ牧場見学を期待していたリーダーだが、希望者が少なく却下となり、非常に残念そうだった。いつかもう一度来るとつぶやいていたのでした。

いつもは大渋滞で混雑する、ひるがの高原SAもすいていて、各自買い物をして集合地に戻りました。

乗鞍スカイラインも通行止め、大日岳もガスの中と今日の選択は大正解だった。決行を決めたリーダーに感謝。

2020年07月05日

2020/06/21 百名山企画 白山

百名山企画 白山 6月21日(日)

参加者 梅田、東明、菊井、林、矢口、渡部

先月に続き今月も白山へ。

日本山岳会 百名山委員会の山行です。
先月にたっぷりあった雪はほぼほぼなくなりました。あんなにあったのに。


7時に到着すると駐車場は止められず、路駐の最後尾に。

山岳会メンバーと観光新道から登ります。下ったことはあれど、登りで使うのは初めて。のんびりペースだからか思ったより大変ではなかった。
お花もたくさん咲き始めていたけれど、まだまだこれからですね。
また来なければ。


避難小屋辺りから少し雪が出てきました。
弥陀ヶ原の雪もすっかりなくなり気持ちよく室堂に到着。
トイレ工事は続いていて7/1オープンだそうです。

 


室堂はズゴイ人で驚き‼ソーシャルディスタンスは大丈夫か(笑)
すぐに山頂へ向かいます。
山頂でボロネーゼパスタや手作り朴葉寿司をいただきのんびりしていたら室堂にいた人々はほぼいなくなり、日帰り組最後くらいで下山開始。
日が長い時期なので安心して下れます。


下りは砂防新道。
マイペースで下りあんなにあった路駐の車はなくなっていました。
足がつったとか、肉離れが~とかハプニングはありましたが、全員登頂でき安全に下山できたのも白山さまのおかげです。
ありがとう、白山さま。

2020年06月21日